障害者施設の事例

施設名: 放課後等デイサービス

放課後等デイサービス児童指導員重度知的障害統合失調症

対応者

対応者

対応者 児童指導員

対応者 女性

お相手

対応者

性別 男性

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トラブルが起きた背景

某テーマパークが近い、市の100円ショップで起こった内容です。
この日は土曜でイベントと称して某テーマパークの近くに行ってみようと計画をたてていました。
もともと我々の放課後等デイサービスが某テーマパークに近いこともあって比較的そこに言って公園で遊んでいたりとしていました。
つまりは見慣れた景色、慣れている行動の連発でした。
そしてたまにはスーパーマーケットにでも行ってお昼ご飯を買おうと思い、K君と女の子、職員2人の計4人で行きました。いつも通りK君とは手を必ず繋ぎ離れないようにしていましたが、100円ショップに着いた週間走り出してしまい、また彼の身体が9歳とは思えないほど大きく、重くあったので瞬間的に手が離れてしまいお菓子売り場に彼は直行していきました。
「これ」と大きな声で連発しており、周りは一斉に見てきましたが、察してくれてその場を離れていきました。
結果、彼はそこで寝そべりながら「これこれ」と大号泣しておりかれこれ1時間はそこで拘束状態となっていました。
そして対応者のミスでケータイ電話を持ってくることを忘れていたのでもう片方の女の子と職員に電話できず、我々がどこにいるのか謎の状態でした。
結果、力ずくでK君をそこから引き離し車まで連れていきましたが、結果車に乗るまでエスカレーターで遊び始めてしまったのでそこでも30分ほど時間はかかりました。

対応者の中での対応

悪かった点、ケータイ電話を忘れてしまったこと。K君に事前の約束事項を何も課していなかった点。

今後同じ事例が起きた時の対処法

自閉傾向が重度の子は意思疎通の働きかけかなり難しく、理解しているのかも理解していないのかも分からない状況が多くあります。
その中でどうやって理解しているのか理解をしたのか確認することは難しいです。
どんなに事前に告知したとしてもお約束したとしても、破るのが子どもだったり、破りたくないのに交渉ができない言葉がでてこないというのが自閉傾向が強いお子様の特徴でもあります。
どんなに慣れた景色だろうとどんなに慣れた行動だとしても、必ず考えておくことは「なにか不測の事態が必ず起きる」ということです。
なのでいつも必要なかったケータイ電話を忘れないということは大切だと思います。報告連絡相談が必須です。そして放課後等デイサービスのユニフォームというのも大きな役割をしていました。
自閉傾向がある子は障がい者として理解されるのが外見では分かりにくいこともあります。
なのでユニフォームを着ていると、あ、そういう子なんだなと理解されることもあります。

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