障害者施設の事例

施設名: 自立訓練(生活訓練)

自立訓練(生活訓練)世話人身体障害 統合失調症

対応者

対応者

対応者 世話人

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Nさんは統合失調症をお持ちの方で(18歳の時に発症)、糖尿病もあるためにその合併症で視覚障害もあります。午前中のリハビリを終えてNさんが自室に戻られるといつも持っている袋がないと騒ぎ始めました。
収拾がつかずにさらに大騒ぎになり、駆けつけたベテランの看護師(59歳)がNさんに寄り添い話を聞く(傾聴の姿勢をみせる)ことによりNさんは落ち着きを取り戻し騒ぎがおさまりました。
今後はNさんが部屋を出る時は大事な袋をショルダーバックに入れて常に持ち歩くという対策をとりその後、同じようなトラブルは起きていません。

対応者の中での対応

その場に私はいましたが、Nさんの大事な袋を探すことに一生懸命になるあまり、Nさんの心のケアに意識が向かなかったことが反省点です。
ベテランの看護師(59歳)がNさんに寄り添い、話を聞く(傾聴の姿勢をみせる)ことによりNさんは落ち着きを取り戻したようにNさんの心をまずはケアする必要がありました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

Nさんは視覚に障害があり、それにより不安感を持ちやすいためにトラブルが発生した時はまずNさんに寄り添い、話を聞くなどして落ち着かせ不安を取り除いてあげる必要があります。
そのようにすればNさんはそれ以上騒ぎを大きくすることはありません。
Nさんの不安を取り除いた後にNさんの主張する問題を解決する行動を取った方が良いです。
今回の場合はその行動とは、大事な袋を探すということです。
さらに視覚障害を考慮した対応策(出かける時は無くさないようにショルダーバックに大事な袋を入れるなど)を考える必要があります。

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