障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援B型

就労継続支援B型世話人自閉スペクトラム症(ASD)

対応者

対応者

対応者 世話人

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Tさんは自閉症を持ち、10年ほど前から就労継続支援B型に通所する利用者です。
物の配置に強いこだわりを持っています。
例えばお茶を入れたやかんを作業机の上に置いておくと、そのやかんを投げてしまいます。
また麦茶ポットが空になったためシンクに置いておくと、わざわざポットを持ちあげ作業机の上に置き直します。
このようにTさんは物の配置にこだわりが強く、仮にTさんがやかんを投げてしまうと周囲の利用者等に危険が及びます。
このため事業所の職員はTさんの物の配置のこだわりを把握しておき、やかんはTさんの見えない場所、麦茶ポットは作業机の上に置くように対応しました。

対応者の中での対応

対応者の良かった点は、Tさんの物の配置に対するこだわりを理解して配慮した点だと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

自閉症を持つ障害者は行動の順番であったり物の配置など、本人のルーティンがあります。
そのルーティンをいかに崩さず、事業所の職員がいつも通りの環境を提供できるかがポイントになってくると思います。
今後、自分自身も自閉症を持つ障害者と支援で関わる際、その利用者のルーティンを把握しておくようにしたいと考えています。
また事業所全体を観察して、少しでも利用者のルーティンに沿っていない部分がないか日々、確認しながら働きたいです。

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