障害者施設の事例
施設名: 自立訓練(生活訓練)
自立訓練(生活訓練)世話人精神障害2級自閉スペクトラム症(ASD)
対応者
対応者 世話人
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
トラブルが起きた背景
Kさんは自閉症を持っておられ、赤いものを見ると興奮してしまい暴れ出してしまう癖があります。
部屋や目のつくところには赤いものを置かないようにしておりますが、たまに他の人が持っているものを見てトラブルになります。
かといって赤いものを全て排除することは非常に難しく他の人に持ち込む規制をする事も困難です。
しかし、何か方法はないものかと考え赤いものでも赤く見えなく出来ないかなと思いメガネ屋さんに相談し赤くみえないようなサングラスを作ってもらいました。
これでKさんは興奮する事がほぼなくなりました。
サングラスかけるのは抵抗なくて良かったです。
対応者の中での対応
やはり色んな方への相談によって、思いもしない解決策があるのだなと思いました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
自閉症の方は何に反応する性質なのかは全く個人差があります。
なのでそれぞれの個性としてとらえてあげる事、決して短所として捉えないことだと思います。
反応過剰になるものがある人はそれをいち早く見つけてあげなくてはなりません。
あまり表立って分かりづらい方もおられますのでそれがストレスで睡眠に影響が出たり、イライラして物にあたってしまったりされます。
まず細かい動作から気分が変わってないか見てあげて何か特別なものに反応してないかを探してあげましょう。
それが見つかれば解決に向けて色々な方向から相談する人を見つけて当たっていきましょう。
思いもしない業界の方から解決する場合があります。