障害者施設の事例
施設名: 就労移行支援
就労移行支援作業(職業)指導員精神障害3級統合失調症
対応者
対応者 作業(職業)指導員
対応者 男性
お相手
性別 男性
トラブルが起きた背景
Tさんですが、総合失調症の影響下にあることと周囲に対して注意力が散漫であるため良く接触事故を起こしてしまうことが多く、一度そのことで大ごとになったことがありました。
大事になったのはパソコンを組み立てる作業をする作業室で大ごとになりけんかになった経緯があり、その時対応をしたのが私とそのエリアを管理するエリア長で対応に当たりました。
結果、ぶつかったとされる利用者側が金輪際作業所を利用しないという結末になってしまいました。
対応者の中での対応
今回の対応でよかった点はどちらが悪いのかを決めたことになるのですが、悪かった点は、TさんはひょっとしたらTさん側からぶつかった可能性があるかもしれないのです。
というのもTさんがぶつかったとあまりにも主張するためもう一人のぶつかったとされる側はそれをあきらめる形で認めましたのでひょっとしたらTさんの被害妄想である可能性があるのです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今回のケースは、どちらが悪いかを決めて対応しましたが、どちらかの主張が強い場合、そちらを認めざるを得ない可能性が生まれるため、場合によっては、主張が強すぎる側の方を怪しむことも考えなければならないです。
というのもこのケース、また同じことが起きまして、だんだんとTさんがエスカレートしているように思え、防犯カメラで監視するという体制を取ったところ、残念ながらTさんの被害妄想なのか故意なのかは知りませんがTさん側に過失があるような証拠がありました。
それを提示し、Tさんには施設の利用を中断させていただいたことがあるので、主張は完全に相手を信用できる場合のみ聞くのが良いです。