障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援B型

就労継続支援B型作業(職業)指導員身体障害

対応者

対応者

対応者 作業(職業)指導員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Mさんは事業所立ち上げと同時に利用している方で、他の利用者さんに作業指示を職員に許可なく出し、何度も注意を受けている方でした。
菓子箱の組み立ての作業が好きでその作業ばかり行っていました。説得しても他の作業をしませんでした。菓子店の箱を組み立て納品に行く際、当事業所はその時々で一緒に行く利用者さんを決めており、あまり納品に行けてない利用者さんを誘いました。準備をして出発しようと車を出そうとした時に車の窓をドンドンと叩き「私が行く!」と車のドアを開け助手席に乗っている利用者さんを降ろそうとしました。
私は車から降り注意をし、一緒に行く利用者さんが車への積み込みを手伝ってくれた為、その利用者さんを連れて行く事、Mさんは今度連れていくと話をしたのですが「行きたい!」としか言いません。前回はMさんが納品に行ったので交代で行く事を話しましたが、それでも納得せず。納品時間も迫ってきていた為他の職員にMさんを任せ、連れていくと決めていた利用者さんを連れ納品に行きました。
その頃事業所では「Cさんが私に意地悪した。〇〇さんがお気に入りだから連れていった。」と私が悪いように話していました。Mさんは自分が優先にされない場合すぐに怒り悪口を言う方なので、職員みんなが困っていました。その日に職員ミーティングを開き、納品に行く際の順番決め、納品に行く利用者さんは必ず車への積み込みを手伝う。という決まりを作り作業室に貼りました。始めは文句も言っていましたが、1か月くらいで決まりを守るようになっていました。

対応者の中での対応

納品へ行くのはドライブ感覚で利用者さんに人気なので、いつもじゃんけんなどをして決めていましたが、その日はあまり行けていない方を連れていくと利用者さんには声をかけず、職員同士で決めてしまった事が悪かった点だと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

事業所で人気の作業や、あまり利用者さんがやりたがらない作業など色々あると思います。
作業に偏りが出ないように当番制にして、利用者さんが平等に出来るように作業環境を作る事が良いと思います。
また当番制にして、その決められた利用者さんがお休みになり他の利用者さんに作業入ってもらう場合など、イレギュラーが発生したときは、また「なんであの人だけ交代するの?」とならないようにその都度きちんと説明をする事も大事だと思います。

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