障害者施設の事例
施設名: 就労継続支援B型
就労継続支援B型ヘルパー精神障害2級統合失調症
対応者
対応者 ヘルパー
対応者 女性
お相手
性別 女性
トラブルが起きた背景
Tさんは高校生の頃に統合失調症を発症しました。その後入退院を繰り返しながら、福祉のサポートを受けて生活をしています。
一人暮らしをしているのである程度地域で生活できる人なのですが、不穏時にはネガティブになり、被害的な妄想を抱きます。
今回の妄想は恋愛妄想が出ました。なぜか支援者の一人に呼び出され、告白されたと思い込んでしまったのです。そうした過去の体験が妄想として出てきました。
健常者との恋愛を友人やSNSに投稿し、就労の利用者を巻き込んで話を吹き込んだのです。本人同士で話をしても、また翌日に記憶がすり替えられていました。医療に相談し、不穏になる部分を聴取しました。彼女がずっと親の資産が枯渇し、今の親が遺したマンションに住み続けたいという願望が脅かされているところでした。傾聴し寄り添うことで気持ちが落ち着き、気持ちが落ち着き恋愛妄想は無くなりました。
対応者の中での対応
不穏の解決に先に目を向けられなかった事です。
今後同じ事例が起きた時の対処法
利用者さんが不穏になった時には、状態が悪化してしまう環境の変化などがあります。
目先の恋愛関係ではないということを本人に告げるだけでは不十分だということです。そこばかりに囚われていると本来の問題が見えなくなってしまいます。
そこばかりを是正するのではなく、なぜそのような状態になってしまったのかを考える必要があったと思います。又、必要あらば、早めに医療につなげることも必要だと思います。看護師に相談したり、受診を早める事で専門の知見を拝借することも必要だと思います。
今回学んだのは、言動だけを聞くのではなく、なぜその様な考えを硬く信じてしまうような感情になっているのか、そこを見る必要性を考えました。本人をしっかり見なくてはならないです。