障害者施設の事例

施設名: 就労移行支援

就労移行支援作業(職業)指導員身体障害

対応者

対応者

対応者 作業(職業)指導員

対応者 男性

お相手

対応者

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Nさんは現在、高次脳機能障害をお持ちの方で、自分が絶対的に正しいと思っている方です。(障害特性上感情のコントロールが出来ず、とても短気)他に通所されている利用者さんや支援員の言動一つにしても必ず揚げ足を取ってきます。(事業所内の支援員が若いのもありますが)
この前は企業見学に同行した際、玄関から駐車場が200メートルくらいあり、玄関まで社用車を乗りつけさせようとしてきました。
私からは「会社にも許可を取っていないし、駐車場まで歩けるのであれば歩いてほしい」とお伝えしたところ、烈火のごとく怒りだして大変でした。
その場では、障害特性には配慮致しますが只のわがままに対しては配慮できません。とご本人にはっきりいうと納得したのか黙って駐車場まで歩いてくれました。

対応者の中での対応

色んな障害や事情はありますが、何でもかんでも配慮しなかったのが良かったと思います。
一度ご本人のわがままを障害として配慮してしまうとその後いつまでも配慮しなくてはいけないので、一旦その場で考えられたのが良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

支援の仕方や配慮の仕方等、良い・悪いを考えたり直接利用者さんと議論しだすと、トラブルの原因になるので極力、事業所の方針を先にお伝えしておくと納得して頂けると思います。
基本的に就労移行支援事業所は2年間のうちに一般就職(障碍者雇用)を目指していきます。ご本人が就職した際、自分でできることは自分でしていくような習慣がついていないと苦労したり、就労定着しない原因になるので、改めて自分でできることは自分でするというところを理解できるように支援していくと良いと思います。
障害によっては小さいころから周りが何でもしてくれた方は多いかもしれませんが、支援員として、一般社会に出て、働くということは大変なことだということを改めて普段から利用者さんに言語化していく必要があるのかなと思います。

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