障害者施設の事例

施設名: 共同生活援助(グループホーム)

共同生活援助(グループホーム)世話人重度知的障害自閉スペクトラム症(ASD)

対応者

対応者

対応者 世話人

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Oくん20代男性の利用者です。当方、共同生活介護施設(グループホーム)の世話人として稼働していました。
土日対応時の夜勤では、世話人一人で3名程度の利用者を支援する状況でした。
トラブルがあった日は、当方とOさんのみの至って利用者が少ない状況でしたので、調理員さんも休暇をとられて、私一人と彼一人の状況でした。ずっと休日の休みでゴロゴロと生活しているのも良くないと考え、彼を近くのコンビニまで車(公用車)に乗せて買い物へ行きました。
その時にフランクフルトを購入し、本人へ渡して会計をしている状況の時に逃げ出してしまいました。猛ダッシュをかけた本人を交通事故が起きないように、こっちに来いと何度も叫びながら追いました。

対応者の中での対応

これだけ走れることが確認できた。今まで食べ物で好きなものが分からなかったが、コンビニのジャンクフードが好きなことがわかった。
手をつなぐ等の状況をつくり、買い物へいくことにすると対策をまとめて事故報告をした。

今後同じ事例が起きた時の対処法

いつもノソノソと歩く利用者であるので当方も油断していた。会計をしている一時の間に外に出ようとする状況があった。
コンビニの店員さんもいつも買い物へ行っている利用者であるので、逆に心配してくれておつりを渡しに来てくれた。彼は薬の種類も多く普段はジャンクフードを食べることもなかったが、フランクフルトが好きだということがわかった。
その後、管理者へ当方が報告し、事故報告はあげたが彼の食事を見直すきっかけにもなった。非常に多くの薬を服用している状況があり、精神的な安定ばかりを考えるのではなく本人の好きなことは何かを考える視点にもなった。安全面では問題があったが、カンファレンスする時の配慮事項なども見えてきた状況もあった。

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