障害者施設の事例
施設名: 共同生活援助(グループホーム)
共同生活援助(グループホーム)相談支援専門員精神障害2級
対応者
対応者 相談支援専門員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
彼女は双極障害のため人間関係が破綻しており、行く場所がなくグループホームに入所しました。
彼女は何回も再発しており再発しないか心配でした。その理由は再発すると他人に暴力をするからです。
そして病院のデイケアで喧嘩に巻き込まれたのをきっかけにテンションが上がりだしました。これでは行けないと感じた私とサービス提供責任者は、早めに主治医に報告をしました。そうしたら主治医から受診の指示があり早期に受診しました。主治医はエビリファイを増量しました。エビリファイを服用すると彼女のテンションは普通まで下がりました。
迅速に対応したので良かったですが、一つ間違えたら事件になっていたと思います。早めの受診が大切です。
対応者の中での対応
早めに受診したのが良かった。
今後同じ事例が起きた時の対処法
どんな病気でもそうですが、精神科の病気も早期治療が大切です。
特に彼女のようなタイプの病気は少し間違えると取り返しのつかない事になります。そのため少しでもテンションが高いと感じたら早めの受診・薬剤の追加が必須です。
彼女が服用したエビリファイはテンションを下げる働きがあります。しかも副作用も少ないですので安心して服用する事ができます。テンションが上がりきっている場合には注射と言う方法もあります。
注射も即効性があるのでかなりの効果を期待する事ができます。また主治医に適切な情報を与えるのもかなり大切になります。そうしたら適切な薬剤を処方してもらうことが可能になります。そうしていくと上手くいきます。