障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援A型

就労継続支援A型相談支援専門員精神障害2級

対応者

対応者

対応者 相談支援専門員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

彼は重度の強迫神経症で特にトイレに関しては強迫症状がかなり強く、一度トイレに入るとなかなか出てこなくなりました。
最初は他のメンバーも多目に見ていましたが、次第にエスカレートしていったので私とサービス管理責任者で彼と話をしました。そうしたら彼はそのような時のための不穏時の頓服薬を所持していました。
またサービス管理責任者から「私達の施設のトイレは週一回は専門の業者が綺麗に清掃をしているから大丈夫だよ。」と言っていました。
それから彼は安心したようで、まずは頓服薬を服用した上でトイレを利用するようになりました。
そして今では頓服薬がなくても、普通に利用するようになりました。本当に良かったと思います。

対応者の中での対応

安心させたのが良かったです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

強迫神経症の場合には極端な清潔観念があり、なかなかそこから脱することはできません。
そのため焦られてはいけません。焦らせたらうつ病を発症するリスクがあるからです。それだけは避けなければいけません。
そして頓服薬がある場合には頓服薬を服用してもらう上で、ゆっくりと利用してもらう事が大切になります。
そのような支援をしていく中で、トイレを利用する事に対する強迫観念を和らげていく事が非常に大切になります。強迫神経症の場合にはこのような支援をしていくと、完全に回復して普通に働く事ができるようになる可能性があります。
しかし間違えるとうつ病になる可能性もあります。ゆっくりと支援すると良い結果になると思います。

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