障害者施設の事例

施設名: 就労移行支援

就労移行支援作業(職業)指導員精神障害3級うつ病

対応者

対応者

対応者 作業(職業)指導員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

統合失調症でうつ病もあるTさんが後ろにいた同じ年代の女子からからかわれた、悪口を言われたという幻聴が聞こえ、壁に頭を血が出るほどたたきつけていた。
幻聴はよくあるケースでTさんの幻聴を否定せず、時間を決めて話を聞いた。その間も壁に頭を打ちつけてたので腕力のある男性職員を呼び、一度静かな環境に連れて落ち着かせた。
落ち着いてから幻聴が聞こえているようだが、自分を痛めつけるのはみんなが心配すると話をして、もし聞こえたら紙に悔しい思いをぶつけてほしいとお願いをしました。
最初は上手くできないし、やりたくないというのでつきっきりで気持ちが興奮してきたら一度深呼吸してみる、誰もいない場所にいって気持ちを落ち着かせる、トイレにいって気分転換をはかるなど少しでもその場から立ち去れる状況を作ってそれに慣れたらノートに一言でもいまの感情を書くなど気持ちの書き方などを伝えていきました。
少しずつでも冷静になる機会を得られるようになりました。

対応者の中での対応

頭を打ちつけてる時はどうしたらいいか分からず色んな人に助けを求めたが、興奮しているのでまずは冷静にならないといけないと思いました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

統合失調症は幻聴や幻覚が見えたりして話していることが正直理解できません。
ですが、それを否定すると統合失調症の方は逆上したり、自信を無くしたり、はたまた攻撃をしかけたりすることもあります。
怖がらずまずそう見えるなら一緒にその話していることをうなづく、言葉に出さなくても理解してるよというのがわかれば安心できると思います。個性が強くて自分の手に負えない場合はまず人の手を借りる、助けを求めるなど色んなかたたちや、機関を連携していくのが自分の成長になるかと思います。
一人で責任を負うことは自分の身がまず持たないし、自分の心の状態が良くないと支援もできないので気負いせずサポートをもらってください。良いサポーターはまず自分のサポーターを探すことからだと思います。

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