障害者施設の事例
施設名: 就労継続支援B型
就労継続支援B型相談支援専門員精神障害2級統合失調症
対応者
対応者 相談支援専門員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
彼女は被害妄想が非常に強い統合失調症で、少しサービス管理責任者に注意されたら被害的に捉えて私に電話をしてきました。
私もサービス管理責任者とは連携していたので、どのような内容で注意していたのか全てを把握していました。そして電話がある度に私からもサービス管理責任者の言っている事を繰り返し伝えました。
そしてその時には彼女を傷つける事がないように優しい口調で話すことを意識しました。
彼女はきちんと薬を服用していたので、私からも説明したらきちんと理解してもらう事ができました。
このように相談支援専門員とサービス管理責任者が連携して繰り返し説明する事によって、きちんとサービスを受けることができると考えています。
対応者の中での対応
きちんと連携したのが良かった。
今後同じ事例が起きた時の対処法
被害妄想が強い統合失調症の患者様はたくさんいます。そのようなパターンだと繰り返し説明する事(あくまできちんと薬を服薬している事が前提にはなります。)が大切になります。
その際の注意点ですが、患者に寄り添う事が大切になります。決して脅迫的に話しては行けません。ただでさえ妄想は怖いのにさらに恐怖を与えてしまうからです。
そして繰り返し説明する事が大切です。繰り返し説明する事によって患者様も妄想と現実の区別が付くようになります。
統合失調症の患者様(あくまできちんと薬を服用している場合に限りますが。)にはこのようなアプローチをしていくと、かなり上手くいく場合が多く良い結果になっていくと私は考えています。