障害者施設の事例
施設名: 就労継続支援A型
就労継続支援A型相談支援専門員精神障害2級統合失調症
対応者
対応者 相談支援専門員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
彼女は音に被害妄想のある統合失調症でした。
彼女は母親の介護をするなど基本的には献身的に働く働きものでしたが、ストレスがたまると被害妄想が出て特に音には敏感になりました。
就労継続支援A型に通いだしてはじめは上手く行っていましたが、仕事と介護でストレスをためて再発してしまいました。
しかし母親の介護があるので入院と言う選択肢は無理でした。病院の精神保健福祉士に連絡してハロペリドールの注射をしてもらいました。そして私は家事の負担を軽減するために母親・本人にヘルパーを入れる事にしました。そうしたら入院する事なく生活する事ができました。
今は時々ハロペリドールの注射をしてもらいながらきちんと生活しています。
対応者の中での対応
ハロペリドールの注射が良かった。
今後同じ事例が起きた時の対処法
本当は入院が必要だけど、事情により入院できない場合も中にはあります。
そのような場合にはハロペリドールやリスパダールの注射もかなり有効です。こちらを注射するだけで1ヶ月は心配いりません。
そして家事の負担を感じている場合には家事援助のサービスがかなり有効です。家事援助では掃除・洗濯や調理などをしてもらう事ができます。こちらを導入するだけでかなり負担が減ります。家事援助を利用するだけでかなり楽な気持ちになり、ハロペリドールやリスパダールが減る場合があります。
このようなサービスを組み合わせる事で、安定して就労継続支援A型に通所できるようになります。このように総合的に考えていくのがとても大切になります。