障害者施設の事例
施設名: 就労継続支援B型
うつ病の利用者が薬を飲み忘れ体調が悪化した事例
対応者
対応者 作業(職業)指導員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
うつ病の利用者が薬を飲み忘れ、体調が悪化した。
場所を変更し、体調を確認した。
薬の確認を事前にしておくことや、利用者の変化に気付くことが重要。
トラブルが起きた背景
利用者様のTさんはうつ病をお持ちです。
食事中いきなり暴言を発するなど、どうも様子が悪くて体調や天気のせいもあるのかもしれないと思いました。
こうだよと促しながら、説明をしたりなだめながら対応に当たりましたが、一向に良くなりません。
確認すると、薬をどうやら飲み忘れたようです。
暴力はありませんでしたが、周りの利用者様にも驚かれたような様子の方が多数見受けられたので、体調の確認や場所の変更を随時しておりました。
薬を飲むことへの抵抗がありましたので、少し話を聞くことも大事だと思いました。
作業へはすぐ戻る事は難しいと判断しましたので、話を繰り返し聞きながら「ここは?」など、ゆっくり聞いてみる大事さも知ることができました。
対応者の中での対応
もう少し対応を早くしていればよかったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
薬の確認を事前にしておくことや、何か困りごと、悩み事や利用者の変化に気付くことへとても慎重にならなければならないと思いました。
今回のことで改めて気付かされましたし、自分でも確認や指導を徹底していきたいと思いました。