障害者施設の事例
施設名: 自立訓練(生活訓練)
自立訓練(生活訓練)生活支援員軽度知的障害自閉スペクトラム症(ASD)
対応者
対応者 生活支援員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
利用者のYさんは物音に敏感で一緒に仕事をしている利用者さんの奇声などに過敏に反応します。
最初は我慢をしていましたが突然大声をあげて奇声を出している利用者さんを指差してわめき始め、自分の手を噛んだり自分の首を締めたりしました。何度も「大丈夫だから。気にしないで」と言ってももっと自傷行為は激しくなり施設の敷地内から急に走り出して道路に飛び出してしまいました。
車が来なかったから良かったですが危ないところでした。
自傷行為を起こすときはしばらく落ち着くまで仕事はさせないで話をよく聞きなだめました。
そして、敷地内から道路に急に飛び出したときはすぐに追いかけつかまえて戻ってきてから、なぜこんなことをしてはいけないのかをよく説明をしました。
対応者の中での対応
(良かった点)自傷行為をしたときはすぐに施設長に連絡して事務室で落ち着かせることができたことです。
(悪かった点)奇声を出す利用者さんと席をもっと離しておくべきでした。
今後同じ事例が起きた時の対処法
自傷行為をするときは他の利用者さんの奇声に我慢することができなくて起こしてしまう行為なので、奇声が激しい利用者さんとは他の班にしてもらうことがよいのですが難しいので別室で仕事をするか、席をかなり離しておく必要があると思いました。