障害者施設の事例
施設名: 自立訓練(生活訓練)
自立訓練(生活訓練)ヘルパー身体障害うつ病
対応者
対応者 ヘルパー
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
トラブルが起きた背景
自分の働いている施設で、ヘルパーの誰もが嫌がっている介護者がいています。それがMさんです。
自分は、その施設ではまだまだ新参者だったので担当していました。
ある日、施設内でMさんをつかまり立ちさせて車椅子と椅子を入れ替えている最中に、フットレストがMさんの足にぶつかってしまい裂傷を負わせてしまいました。すぐにMさんの息子さんに連絡して状況を話し来てもらいました。息子さんは「これくらいなら大丈夫ですよ」と言ってくれたのですが、怪我を負ってしまったMさんはその息子さんの対応にも腹が立ったのか怒り出しました。
Mさんは「こんな施設出ていってやる」と言い出し、息子さんや施設長が宥めていたのですがなかなかMさんの怒りが収まらず、怒りが落ち着いた頃にはMさんが帰宅する時間になっていました。
なんとか怒りは落ち着いていましたが、「担当者を代えてくれ」と言い出したので自分がMさんの担当から外されました。
対応者の中での対応
(良かった点)「すぐに息子さんに連絡した」ことです。対応してもらうのには1番良いと感じたので怪我を負わせた瞬間に呼びました。
(悪かった点)「自分では手を負えなくなってしまった」ことです。怪我を負わせた後の対応力のなさに自分でもガッカリしてしまいました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
同じことが起こらないように注意していますが、起こってしまった場合は以前よりはいい対応をすることができると思っています。
怪我を負わせてしまったことに対して利用者に謝り、まず怒りを鎮めてから息子さんなどに連絡するようにした方が上手くことが回るだろうなと思っています。