障害者施設の事例
施設名: 生活介護
生活介護生活支援員重度知的障害てんかん
対応者
対応者 生活支援員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
トラブルが起きた背景
利用者のOさんは性の認識がゆっくりな方で、気になった人の下着が見たくなってロッカーを漁ったりズボンを下ろそうとしたりすることがありました。
この日は施設に特別支援学校の生徒が実習に来る予定で、Oさんは「〇〇さん来るよ」と気になっている様子でした。
そのためOさんに説明をした上で更衣室を分けたり、Oさんには多目的トイレを使ってもらうなど対策をしていました。
しかし、職員の隙を見て実習生の方がいる更衣室に入りズボンを下ろしてしまいました。
すぐに男性職員が更衣室に入りOさんを止め別室に移動しました。
別室ではOさんと面談が行われました。やってはいけないということを伝えると、Oさんは「やっちゃダメ」と話しいけないことだとわかっているようでした。
実習生さんとお母様には謝罪と今後このような起こらないように努めることを伝えました。
対応者の中での対応
(良かった点)すぐに二人を離したこと。
(悪かった点)職員が目をOさんから目を離してしまったこと。
対策が足りなかったこと。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今回のような明らかにトラブルが起こりそうな場合は、利用者の方の特性にもよりますがマンツー対応をしても良かったのではないかと思います。
また、男性更衣室で女性職員は中には入れないため、男性職員が手が空くようにするなど職員同士の連携も必要だっと感じました。