障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援B型

就労継続支援B型作業(職業)指導員言語障害

対応者

対応者

対応者 作業(職業)指導員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

Yさんは知的障害の女性です。
かつ言葉を話すことができませんがとても明るく、身振り手振りで自分の伝えたいことを伝えてくれます。
作業能力は高くなく、しかも30分・1時間とまとまった時間を集中して作業することはできません。
ある日、作業所に迎えに来た母親に対して対応した職員が「Yさんは言ってもわからないし、言っていることもよくわからない」という趣旨の発言をしました。
確かに第三者の立場から見れば「こちらの言うこともうまく伝わらないし、本人の言いたいことも理解しづらい」面はあります。
しかし経験は浅いとはいえ、作業所の職員が言ってよい言葉ではありません。この言葉に母親は激怒してしまいました。
他の職員は他の利用者の送りに出ており、誰もいませんでした。すぐに所長のところに母親から電話がかかってきました。
「言うこともわからないし、言っている言葉も伝わらない」という発言は作業所の職員として適切ではない。
という内容の電話でした。電話で所長は謝り、後日に研修を所長が直接行い「障碍者」に対する根本部分を伝えました。
N職員はまもなく退職する羽目になりました。

対応者の中での対応

良かった点は、母親がきちんと抗議しそれに所長がすぐに反応・研修を行ったことだと思います。
N職員も自分の発言に対しては反省しましたが、自分には適していない職場だと理解し退職しました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

同じようなことが起こらないように事前の研修をきちんと行い、また職員を採用する際には採用側は人を見極める必要があると思います。これがとても大切なことなのです。
同じようなことがおきたら誤りにいち早く気付き、誠心誠意謝罪するしかないのではないでしょうか。
そして「人と向き合う」仕事であるということの難しさをいつも考えておくべきでしょう。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ