障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援A型

就労継続支援A型作業(職業)指導員中度知的障害注意欠如・多動症(ADHD)

対応者

対応者

対応者 作業(職業)指導員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

利用者のOさんは知的な障がいがあり、感情もコントロールするのが難しいようですぐに怒鳴るような方です。いつもは薬を服用し、その副作用で眠気がくるのが日常でした。
施設内であまり動かずに作業しているとどうも居眠りしてしまいがちだったため、あえて動かせるよう施設外で清掃作業などを主にしてもらっていました。
やはり動いている分眠気は気にならないようで、施設外に出ることを通常とし何年も続けてきたのですがある日、ホテルの清掃時にそれぞれの担当した部屋をチェックして回っていたHさん。
みんな順調に部屋を仕上げていく中で、Oさんだけ最初の部屋から進んでいないようだったのです。
気になって様子を見に行くと、バスルームで仰向けに倒れて爆睡していたのです。
どうやらその日は前日に夜更かしいていたことも加わり、非常に眠い状態だったとのこと。
暑い日だったので部屋に入ってエアコンをつけると涼しく、居心地がよくなりいつの間にか寝てしまっていたようです。
起こして作業を再開した後は居眠りを繰り返すことはなかったのですが、朝の時点で健康チェックを徹底しないとということになりました。

対応者の中での対応

いつもは問題なく作業するためチェックが後になっており、作業開始から1時間以上経ってからの発見になってしまったのは反省とのこと。

今後同じ事例が起きた時の対処法

施設外に出発する前の健康状態のチェックをすることと、清掃のチェック時は同行している利用者全員をまんべんなく気にかけ、作業の進行度合いを常に把握することに努めることが、もし今回のようなことが起きても早期に発見できることにつながるのではと思う。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ