障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援A型

就労継続支援A型作業(職業)指導員精神障害3級統合失調症

対応者

対応者

対応者 作業(職業)指導員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

利用者のKさんはとにかく被害妄想の激しいネガティブな性格の方でした。
また、物欲に従順で給料や障害年金が入っても、すぐに趣味に費やす傾向がありました。
作業面では特に問題も見られず素直に指示を聞いてくれていたし、若いのでホテルの清掃などによく同行してもらっていました。
いつも静かに作業を行い真面目にこなしていたのですが、ある日Sさんが帰りの際にKさんのバッグが来た時よりパンパンに膨らんでいることに違和感を感じ、中を見せてもらったところ使いかけのものや新品のアメニティが詰め込まれていたのです。
他の利用者は迎えにきてもらい先に施設へ帰還。
SさんとKさんはホテル側の窓口の方に連絡し謝罪。その場で盗んだものについては全てあるべき場所に戻しました。
余罪もあるとみて家族の了承を得て家探しをすると、大きな段ボール3箱分のアメニティが持ち帰られていました。それらもすべて謝罪とあわせて本人に返却させました。

対応者の中での対応

異変に気付いた点、対応のスピーディーさは良かった。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今回は相手も理解のある方だったため許してくれたのだが、こうした盗み癖はなかなかぬけないため一度警察に連絡し(パフォーマンスでも良いので)罪の重さを自覚してもらう手もあったのではと今でもささやかれています。
たしかに謝罪後は自分の足で返却にいかせるなど、少しは痛い目をみるようにしてあげたほうが良かったのかもしれません。

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