障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援B型

就労継続支援B型作業(職業)指導員軽度知的障害てんかん

対応者

対応者

対応者 作業(職業)指導員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

利用者のNさんは普段は温厚で職員に対しても紳士的です。
ですが、ある日別の利用者さんの態度に対して文句をつけました。文句をつけられた利用者さんの方はすぐに謝りましたが、Nさんにとっては恐怖だったようです。
父親にもう通いたくないと訴えたようで、父親から息子がいじめられた、すぐに相手の利用者をやめさせるようにと電話で訴えてきました。
それはできない旨を答えると、弁護士を通して話をすると言い張りました。翌日、父親が1人だけで現れて、その場にいた職員に罵声を浴びせてきました。
弁護士をつけると言われたので顧問弁護士の方に助言を求めました。
また怒鳴り込まれた際は理事に同席してもらいました。相手を辞めさせないのであれば息子を辞めさせてもらうとおっしゃったので、そのようにしていただきました。
マスコミに訴えるともおっしゃっていました。

対応者の中での対応

(悪かった点)Nさんは文句をつけたこともあまり記憶になく、どうして自分が辞めることになったのかよく理解していないようだった。
父親の剣幕に圧倒されて、こちらも売り言葉に買い言葉のような発言があったことは否めない。もう少しNさん本人の言葉に耳を傾けるべきだった。

今後同じ事例が起きた時の対処法

利用者本人よりもその家族に問題があったと思う。
家族のもつ精神疾患にも目を向けなければならないと感じた。
Nさんは普段はみんなのリーダー的存在で安定していたので、こちらもつい安心していたところがある。
どんな利用者さんにももっと目を配って、利用者どうしのトラブルを未然に防ぐべきだと感じた。

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