障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援A型

就労継続支援A型アルバイト精神障害3級うつ病

対応者

対応者

対応者 アルバイト

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

当時アルバイトをしていたアパレル関係の倉庫でのお話です。
その倉庫は障がい者の人も一般の人も一緒に働いている倉庫でした。
その相手方のSさんは私と休憩時間が同じでいつも喫煙所で顔を合わせる方でした。
いつも他愛無い会話を喫煙所でするぐらいの何でもない普通の関係でした(その時はまだその人が障がい者として雇用されていることなんて知りませんでした。)
そしてある日の休憩中、喫煙所にて顔を合わせたときいつものように「お疲れ様です」と一声かけたところ急に「何でそんなこと言うんだ馬鹿やろー!」と怒鳴って来たので訳が分からず「いや、だからお疲れさまって・・・」という自分の言葉を遮り「お前にそんなこと言われる筋合いなんてないんだよクズが」なんて罵倒を浴びせられたものですから「意味が分からないんですけど、頭どうかしたんですか?」と言い合いになってしまいました。
その場に居合わせた社員の方にその場を収めてもらったのですが、後から聞いた話だと私のあいさつがどうやら「お前ふざけた仕事してるんじゃねえぞ」という言葉に聞こえたらしくそれに怒って罵声を浴びせて来たそう、はた迷惑な話だと思いましたが、そのあとにSさんは障害があって時々そういうことがあるということだったのでそれを聞いて納得しました。
言い合いになってしまったところで社員の方が間に入ってくださり距離をとってくれました、その後は相手の方に障害があるということで説明をもらったので納得し、そのSさんとは距離をとって仕事をするようになりかつ休憩時間も被らないように調整してもらいました。

対応者の中での対応

障害によって被害妄想や他人に対して過敏になってしまうということがあるというのを学べてよかったと思う、おそらくそれを知らないままだったらさらに状況が悪くなってしまう可能性だってあったし、今後似たような経験をした場合、そのことを思い出し冷静に言い合いにならずに対処できるようになったので、働いている人にもいろいろな人がいるということを勉強できてよかった。
ただ悪い点としてはやっぱりそういうことがあると少なからず驚くしショックも受けるので私を雇用する前にそういった方も働いているということを告知してほしかった。(自分の調べが足りなかったともいえる。)

今後同じ事例が起きた時の対処法

Sさんは一応普段はちゃんと会話ができていたので、言葉が通じるならば冷静になぜそういう言い方をするのかアサーティブに対話を続け自分の何がいけなかったのか、どんな配慮が足りなかったのかをしっかりと当事者同士で落ち着いて話ができるような状態にすることができれば、お互い遺恨も残らず気持ちよく働き続けることができると思う。

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