障害者施設の事例
施設名: 就労継続支援B型
就労継続支援B型作業(職業)指導員精神障害1級うつ病
対応者
対応者 作業(職業)指導員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
彼氏と喧嘩をして気が立っていたAさんが独語のあったご利用者様に対して「うるさい!」と大声で怒鳴った。別室にてクールダウンの意味も込めて話を聞き、ひとしきり泣くと落ち着いた。作業場に戻り怒鳴ってしまった本人と作業場に居た他のご利用者様に対して謝罪をし、作業に戻られた。
クールダウンの時間を設けたこと。 本人と話す時間を設けたこと。
この時、他の信頼出来る先輩職員が近くに居たため作業場を任せることが出来、怒鳴られた側のご利用者様のケアもしてくれていた。だが、怒鳴られた側のご利用者様のケアについてもこちらからお願いしますと伝えるべきだったと思う。また、その時は落ち着かれていても思い出してパニックになってしまうことも考えられる為、サポートの体制を作っておくことが必要だったと思う。 Aさんへの対応に関しては、また同様のことが起こらないとは限らないため、辛いことがあった際にはどう行動すればよいか(職員に苛立っていることを伝える等)対応策の話も出来たら良かったのではと思う。
トラブルが起きた背景
春先の作業中、Aさんが他の独語のあったご利用者様に対して「うるさい!」と大声で怒鳴った為仲裁に入り、確かにうるさいと思ったかもしれないけれどもすぐに怒鳴るのではなく、職員に伝えるようにしたらどうかと提案したが「死ね!」と言われ作業の手も止まってしまった為、別室にてクールダウンの意味も込めて話を聞くことにした。すると、朝から彼氏と喧嘩をして気が立っているのにうるさくて声を荒らげてしまったと言われた。朝から大変でしたね、辛かったですねと伝えると泣き出し、辛かったと心の内を打ち明けてくれた。ひとしきり泣くと落ち着き怒鳴ってしまったことを謝りましょうかというと、作業場に戻ったのち怒鳴ってしまった本人と作業場に居た他のご利用者様に対して謝罪をし、作業に戻られた。
対応者の中での対応
クールダウンの時間を設けたこと。
本人と話す時間を設けたこと。
今後同じ事例が起きた時の対処法
この時、他の信頼出来る先輩職員が近くに居たため作業場を任せることが出来、怒鳴られた側のご利用者様のケアもしてくれていた。だが、怒鳴られた側のご利用者様のケアについてもこちらからお願いしますと伝えるべきだったと思う。また、その時は落ち着かれていても思い出してパニックになってしまうことも考えられる為、サポートの体制を作っておくことが必要だったと思う。
Aさんへの対応に関してはまた同様のことが起こらないとは限らないため、辛いことがあった際にはどう行動すればよいか(職員に苛立っていることを伝える等)対応策の話も出来たら良かったのではと思う。