障害者施設の事例
施設名: 就労継続支援B型
就労継続支援B型サービス管理責任者中度知的障害注意欠如・多動症(ADHD)
対応者
対応者 サービス管理責任者
対応者 女性
お相手
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
就労移行を希望され体験で五日ほど来所したTさん。二日目に事業所内でTさんが一日目と同じ作業をしていると急に項垂れ、ぶつぶつと小声で文句を言い始めました。就労支援員の方と一緒に話を聞いたところ、移行で働き工賃をもらいたいが作業は嫌だ、自分の好きなことをしたいと言い張り暫く揉めていました。結果、Tさんが行いたい作業に近いものをお願いしその場は収まりましたが要望が多く対応が大変でした。
とりあえず話を聞き、否定はせず、けれど働く以上約束は守ってねと伝えていたところが甘やかさず利用者のためにもなったと思います。
事業所は利用者の要望になるべく答え、就職できるよう支援することが目的なので、段階を踏んで徐々に目的を達成することが大切だと考えています。なのでこうしたケースには向き合い、利用者と折り合いをつけながら、こっちのルールには従ってもらい、それが守れないというのなら事業所では働けない旨をはっきり伝えていこうと思いました。我儘と要望は別物なので就職できるよう手助けはしてもボランティアではないことを利用者に理解してもらえるように支援していきたいです。
トラブルが起きた背景
就労移行を希望され、体験で五日ほど来所したTさんのことです。二日目に事業所内でTさんが一日目と同じ作業をしていると急に項垂れ、ぶつぶつと小声で文句を言い始めました。新人が対応したところ、「死にたい」「道路に出てもいい?」「だって楽になりたいもん」といい、新人スタッフを困らせていました。そこにサービス管理人者のKさんが仲裁に入りましたが、立ち上がり、事業所から飛び出そうとしました。就労支援員の方と一緒にとめ、話を聞きました。Tさん曰く、移行で働き工賃をもらいたいが作業は嫌だ、と自分の好きなことをしたいと言い張り暫く揉めていました。結果、Tさんが行いたい作業に近いものをお願いしその場は収まりましたが、要望が多く対応が大変でした。
対応者の中での対応
とりあえず話を聞き、否定はせず、けれど働く以上約束は守ってねと伝えていたところが甘やかさず利用者のためにもなったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
事業所は利用者の要望になるべく答え、就職できるよう支援することが目的なので、段階を踏んで徐々に目的を達成することが大切だと考えています。なのでこうしたケースには向き合い、利用者と折り合いをつけながら、こっちのルールには従ってもらい、それが守れないというのなら事業所では働けない旨をはっきり伝えていこうと思いました。我儘と要望は別物なので、就職できるよう手助けはしても、ボランティアではないことを利用者に理解してもらえるように支援していきたいです。