障害者施設の事例

施設名: 放課後等デイサービス

放課後等デイサービス児童指導員自閉スペクトラム症(ASD)

対応者

対応者

対応者 児童指導員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

学童クラブで重度の自閉症を抱えている小学3年女子。外遊び終了の時刻後も気持ちを切り替えることができず泣き叫んでしまい延長し他の子から不満がありました。

相手が女の子ということで、少しなだめてもうまくいかなかったので女性職員に引き継いだことです。

まだ自分も若かったということがあり「障がいは治せる」と思っていたので、言うことを聞いてくれない児童に対して延々と話し込んでしまうことがありましたが、障がいも個性の一つと教えてもらってからは一人一人の児童の特性にあった指導が必要だと理解することができました。ただし障がいを持つ人も持たない人も一緒に生活する環境下では、どちらも平等に活動をしてもらう必要があるので、そこの不満をどう解消してあげるかが職員としての腕の見せどころになります。

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トラブルが起きた背景

私が学童クラブで勤めていた当時、小学三年生だった女の子のことです。彼女は重度の自閉症を持っていました。運営中、子供たちの外遊び(自由あそび)の時間にSさんはなかなか出たがりませんでしたが、何日かに一度は外に出てもらいたいという保護者の希望から外遊びを促していました。その日もやっと外に出てくれましたが、今度は夢中で遊びはじめてしまいました。全体として外遊びが終了の時刻になりましたが、遊びに夢中になったSさんは気持ちを切り替えることができずに泣き叫んでしまいました。
仕方なく、落ち着くまで彼女だけ遊びの時間を延長することになりましたが、他の子にとってはずるいと感じてしまい特に一年生から不満がありました。
私は「Sちゃんは外遊びが苦手なので、今日は少し頑張りたいんだって。少しだけ応援してあげて」と言ったらなんとなく納得してくれましたが、その答えが正解とは自分では思いません。ただ少し騒ぎになったのが落ち着いたのでよかったです。

対応者の中での対応

相手が女の子ということで、少しなだめてもうまくいかなかったので女性職員に引き継いだことです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

まだ自分も若かったということがあり「障がいは治せる」と思っていたので、言うことを聞いてくれない児童に対して延々と話し込んでしまうことがありましたが、障がいも個性の一つと教えてもらってからは一人一人の児童の特性にあった指導が必要だと理解することができました。ただし障がいを持つ人も持たない人も一緒に生活する環境下では、どちらも平等に活動をしてもらう必要があるので、そこの不満をどう解消してあげるかが職員としての腕の見せどころになります。

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