障害者施設の事例

施設名: 病院

病院作業療法士脳病変障害ダウン症

対応者

対応者

対応者 作業療法士

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

失行症状の検査の為、Nさんに私のものまねをしてもらい携帯電話で撮影した。それをご主人に見せると、こんな症状があるのですねと納得されたが翌日になり携帯のデータをどうするつもりなのか?と怒りをあらわにされた。情報をSNSに公開するつもりはない、ご主人に見せた後は即座にデータを消したことをお伝えし、職場の上司、院長にも伝えご主人から対応を迫られた際はそのように伝えてもらうようにした。何度か説明の必要があったがその後納得された。

その場で悪用するつもりは全くないことを毅然と答えたことが第一に良かった点であると思います。また、ご主人から言われたことを言葉そのまま職場の上司に伝え、即座に対応を求めたことも良かったかと思います。

個人情報が厳しくなっている昨今、基本的には職場で共有のカメラというものを準備している状態でした。なぜ私が携帯電話で撮影したかということを振り返ると準備不足だったことが否めません。リハビリの現場は準備は怠らないのですが、良い反応、悪い反応というのが狙ってすべて出るものではありません。今回は思ってもいない場面でご主人に見ていただきたい症状が現れたため、近くにあった自分の携帯で撮影してしまったことがそもそもの失敗です。特にリハビリで評価をするといったときは職場共有のカメラというものでとることが大切であると思います。

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トラブルが起きた背景

私は作業療法士として働いていますが、約5年前病院勤務をしている際、Nさんが検査入院で入院されてきました。元々脳の病気で高次脳機能障害があり、自宅でもご主人がお困りとのことでしたので失行症状の検査をしました。失行と言いましても専門的な用語で実際どんな症状が起こるかわかりません。午後の診療時間にリハビリ室でNさんに私のものまねをしていただき、それを私の携帯電話で撮影しました。それをご主人に見せると、こんな症状があるのですねといったんは納得されましたが、翌日になり携帯のデータをどうするつもりなのか?と怒りをあらわにされました。私としては情報をSNSに公開するつもりもないということ、ご主人に見せた後は即座にデータを消したといことをお伝えしました。その旨職場の上司、院長にもお伝えし、ご主人から対応を迫られた際はそのように伝えてもらうようにしました。何度か説明の必要がありましたがその後は何とか納得されました。

対応者の中での対応

その場で悪用するつもりは全くないことを毅然と答えたことが第一に良かった点であると思います。また、ご主人から言われたことを言葉そのまま職場の上司に伝え、即座に対応を求めたことも良かったかと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

個人情報が厳しくなっている昨今、基本的には職場で共有のカメラというものを準備している状態でした。なぜ私が携帯電話で撮影したかということを振り返ると準備不足だったことが否めません。リハビリの現場は準備は怠らないのですが、良い反応、悪い反応というのが狙ってすべて出るものではありません。今回は思ってもいない場面でご主人に見ていただきたい症状が現れたため、近くにあった自分の携帯で撮影してしまったことがそもそもの失敗です。特にリハビリで評価をするといったときは、職場共有のカメラというものでとることが大切であると思います。

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