障害者施設の事例
施設名: 就労継続支援A型
就労継続支援A型作業(職業)指導員身体障害
対応者
対応者 作業(職業)指導員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
自分よりも若いやつに指示され作業することに耐えられず、怒り部品を投げ飛ばしライン作業を中断させた。作業環境や指導員の対応についての不満を話してもらい改善していくことを約束。
共感をし、一緒によくしていこうと言えたことが良かった。
障害者だから仕方ないと心の中では思っていても、どうしても感情的になってイライラしてしまうことがあると思うので、絶対に感情的にならないこと。利用者さんをお客様だと思い割り切って対応し、深く関わりを持とうとしないことが大事だと思います。自分自身、利用者さんを職場の仲間だと思い障害者も健常者も一緒だと思って対応していましたが、それは絶対にやめた方が良いです。障害者は障害者。気持ちの中でしっかりと線引きをして対応して行った方が心が楽になると思います。
トラブルが起きた背景
私が就任して2年目のこと。工場で作業中Kさんが突然「こんなことやっていられない」と顔を真っ赤にして怒り始め、部品を投げ飛ばしライン作業を中断させました。理由としては自分よりも若いやつに指示されて作業することが耐えれなくなってしまったとのこと。Kさんを別室に連れて行き2人で話し合いを行った。作業環境の不満や、指導員の対応についての不満を話してもらい、一つ一つ改善していくことを約束。そしてKさんも協力して一緒に良い職場環境にしていきましょうと話した。その後Kさんに責任感が生まれ協力的になってくれた。
対応者の中での対応
共感をし、一緒によくしていこうと言えたことが良かった。
今後同じ事例が起きた時の対処法
障害者だから仕方ないと心の中では思っていても、どうしても感情的になってイライラしてしまうことがあると思うので、絶対に感情的にならないこと。利用者さんをお客様だと思い割り切って対応し、深く関わりを持とうとしないことが大事だと思います。自分自身、利用者さんを職場の仲間だと思い、障害者も健常者も一緒だと思って対応していましたがそれは絶対にやめた方が良いです。障害者は障害者。気持ちの中でしっかりと線引きをして対応して行った方が心が楽になると思います。