障害者施設の事例
施設名: 共同生活援助(グループホーム)
共同生活援助(グループホーム)サービス管理責任者精神障害1級統合失調症
対応者
対応者 サービス管理責任者
対応者 男性
お相手
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
福祉サービス受給者証の支援度合いが区分なし相当ではないかと判断し、区分認定を受けて頂けるか伺ったところ、管理をしている兄が区分を付ける意味が分からないと役所へ問い合わせ、グループホームの報酬単価が上がるという説明を聞き、福祉を食い物にしていると腹を立てた。
ご家族への説明としてグループホームは確かに区分が必須ではないが、介入する支援内容の目安は障害区分になり、今現在は区分がないので全て自分で完結できるという認識でいたのですが、よくよく確認してみると同居者への依存度が高いためスタッフが介入する頻度が少なかったという状況であった旨説明。ところが、ご家族は共同生活の場なのだからそれは当たり前なのではないかと話がありましたが、こちらで主張したのは、相手方が依存されることに対して負担を感じている現状と、仮にその方が病気等で不在となった場合、依存する先がなくなってしまうという問題が生じる点を説明。 そうなる前にサービスとして実施できる支援でそれらを補うこと、また本人自身にも動いて頂くことで自立できる道しるべを出すことも必要なのではないかと面談で伝えました。
精神障害のサービスでは生活保護やご家族と絶縁している方も非常に多く、またADL的には問題ない方も多い為、家族との関わりよりも本人との関わりだけで完結させようとする傾向が非常に強いようです。 ですが、この方はご家族が大変積極的で、実は本人の依存先に家族も含まれていたようなのですが、家族としてはそれがとうぜんと思っておりグループホームでの生活状況も全く把握できず本人からの話だけを尊重していた状況だったようです。 確かに本人のニーズは重要なのですが、今後高齢となっていくことを考えると遅かれ早かれご家族に判断を委ねる場面も想定しなければなりません。 その上で、ご家族としても現場を的確に把握できていれば、もっとスムーズにご理解頂けたのではないかと思っております。 何にせよ最初の関わりというものを大切にしていくこと。 これにつきると思いました。
トラブルが起きた背景
昨年の9月頃のことです。
利用者さん本人というよりは、ご家族さんとのトラブルになります。
ちょうど福祉サービス受給者証が更新になるタイミングで、その手続きの為モニタリングをしたいと相談支援事業所より頂きました。
ご存じの通り、共同生活援助において障害区分は必須ではないのですが、本人の他者に対する依存心がとても強く、動作的には自立出来る方なのですが必要な買い出しや生活支援はほぼ、同居者に依頼している状態でした。
この事が、私がサビ管を引き継いだ時に発覚し、同居者ではなくスタッフへ依頼すること、また、スタッフだけが動くのではなく本人自身にも動いていただく方向で支援を進めている最中でした。
そのことから、支援の度合いが区分なし相当ではないのではないかということを相談支援事業所へ相談し、区分認定を受けて頂くことが可能なのかを伺ったところ、受給者証の更新は兄が行っており、連絡してみるとのこと。
数日後、相談支援事業所より兄が物凄い剣幕で立腹している旨伺い内容を確認すると、区分を付ける意味が分からないと役所へ問い合わせたところ、グループホームの報酬単価が上がるという説明を聞き、福祉を食い物にしているだろうとのことでした。
対応者の中での対応
ご家族への説明として、グループホームは確かに区分が必須ではないが、介入する支援内容の目安は障害区分になり、今現在は区分がないので全て自分で完結できるという認識でいたのですが、よくよく確認してみると同居者への依存度が高いためスタッフが介入する頻度が少なかったという状況であった旨説明。ところが、ご家族は共同生活の場なのだからそれは当たり前なのではないかと話がありましたが、こちらで主張したのは、相手方が依存されることに対して負担を感じている現状と、仮にその方が病気等で不在となった場合、依存する先がなくなってしまうという問題が生じる点を説明。
そうなる前に、サービスとして実施できる支援でそれらを補うこと、また、本人自身にも動いて頂くことで自立できる道しるべを出すことも必要なのではないかと面談で伝えました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
精神障害のサービスでは生活保護やご家族と絶縁している方も非常に多く、また、ADL的には問題ない方も多い為、家族との関わりよりも本人との関わりだけで完結させようとする傾向が非常に強いようです。
ですが、この方はご家族が大変積極的で、実は本人の依存先に家族も含まれていたようなのですが、家族としてはそれがとうぜんと思っており、グループホームでの生活状況も全く把握できず本人からの話だけを尊重していた状況だったようです。
確かに本人のニーズは重要なのですが、今後高齢となっていくことを考えると、遅かれ早かれご家族に判断を委ねる場面も想定しなければなりません。
その上で、ご家族としても現場を的確に把握できていれば、もっとスムーズにご理解頂けたのではないかと思っております。
何にせよ、最初の関わりというものを大切にしていくこと。
これにつきると思いました。