障害者施設の事例
施設名: 共同生活援助(グループホーム)
共同生活援助(グループホーム)サービス管理責任者精神障害2級うつ病
対応者
対応者 サービス管理責任者
対応者 男性
お相手
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
生活保護受給者のYTさんが 4名全員から20万ずつ借りていた為、今後同様のことを二度としない旨の覚え書きを取り交わした。家賃の支払いと月に10000円のお小遣いを残し、その他の収入は全て返済に充てることで一年間で完済したら入居を継続という条件で無事に完済に至りました。
この方、年齢も年配で自我が強く、このホームのルール自体が全て彼を中心に決まっている状況で、元々はどちらかというとそのことの方が大きな問題でした。 特に今後若い入居者さんが入って来た場合に彼のルールでお風呂は毎週二回、日中だけとか決められてしまうと新規入居者の選別が難しくなり、そういった彼のルールで他の方が制限されてしまう要素を壊したいと考えていたので、彼自身が入居規則を違反してくれたのは好都合でした。 また落ち着いていたと思っていたギャンブル依存症が残存していた実態も把握でき、これまで全く介入できなかった彼の生活状況が少しずつ見えてきました。
最初は恐らく注意されること、行動や行き先をいちいち報告しなければならないことなど恐らく相当なストレスだったと思いますし、自分自身この対応が正しかったのかどうか正直かなり悩みました。 ですが、あるときから僕から問いかけなくても自分から今日は何をすると訪問の度に伝えるようになりました。 そして、それまでは殆ど通所が繋がらなかったのですが、同じ頃から少しでも稼いで早く返したいという意識が見えはじめ、ほぼ毎日軽作業をしに行くようになったことから年齢も考慮し僕の方から通所先へ送迎を依頼。 その結果、ほぼ休まず今では通所が定着して自分でもあの時に気付いてくれて良かったと話すようになりました。本心かどうかは分からないですが、ギャンブルを止めたくても止められない現場に本人も憤りを感じていて悪循環に陥っていたようです。
トラブルが起きた背景
昨年の春頃の事です。
当初は別の方の双極性障害に対するケア目的で、Jさんという45歳の利用者さんに、アルコールを自制するという事についての指導をさせて頂いておりました。
すると、その方から『YTさんだって規則を破っているのに何故自分ばかり注意されるのだ』という主張を受け、内容を確認すると、YTさんにお金を貸しており、更にYTさんは別な同居者からも30万程借金をしている、しかもお金は全てパチンコに使っていたと報告を受けました。
その方へは、それは全く別問題であると伝えましたが。そもそもYTさんは生活保護受給者であり、金銭の収受は現金。
でも、本人は認めるわけもなく
…
ダメもとで、他のホームで若干の金銭トラブルがあった際の話をして、『ここのホームは大丈夫だと思うけど、もし発覚して困ることがあるのならばこっそりで良いので自己申告をして欲しい』『もしそのような事が発覚すればこちらもルール違反で退去勧告しなければならない』と伝え、今のうちならば自己申告すれば内容次第で検討する旨伝え退室しました。
すると、30分程経って僕のもとへYTさんから電話。
4名の定員のグループホームなのですが、全員から20万ずつ借りていると報告を受け、今後同様のことを二度としない旨の覚え書きを取り交わし後、返済計画を本人と一緒に考えました。
収入は生活保護と障害年金で約13万。
家賃の支払いと、月に10000円のお小遣いを残し、その他の収入は全て返済に充てることで一年間で完済したら入居を継続という条件で、無事に完済に至りました
対応者の中での対応
この方、年齢も年配で自我が強く、このホームのルール自体が全て、彼を中心に決まっている状況で、元々はどちらかというとそのことの方が大きな問題でした。
特に今後若い入居者さんが入って来た場合に彼のルールでお風呂は毎週二回、日中だけとか決められてしまうと新規入居者の選別が難しくなり、そういった彼のルールで他の方が制限されてしまう要素を壊したいと考えていたので、彼自身が入居規則を違反してくれたのは好都合でした。
また、落ち着いていたと思っていたギャンブル依存症が残存していた実態も把握でき、これまで全く介入できなかった彼の生活状況が少しずつ見えてきました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
最初は恐らく注意されること、行動や行き先をいちいち報告しなければならないことなど恐らく相当なストレスだったと思いますし、自分自身この対応が正しかったのかどうか、正直かなり悩みました。
ですが、あるときから僕から問いかけなくても自分から今日は何をすると訪問の度に伝えるようになりました。
そして、それまでは殆ど通所が繋がらなかったのですが、同じ頃からスコシデモ稼いで早く返したいという意識が見えはじめ、ほぼ毎日軽作業をしに行くようになったことから、年齢も考慮し僕の方から通所先へ送迎を依頼。
その結果、ほぼ休まず今では通所が定着して、自分でもあの時に気付いてくれて良かったと話すようになりました。本心かどうかは分からないですが、ギャンブルを止めたくても止められない現場に本人も憤りを感じていて、悪循環に陥っていたようです。