障害者施設の事例

施設名: 生活介護

てんかんの方が食後に服薬を忘れ発作が起きた事例

対応者

対応者

対応者 ボランティアその他

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

てんかんの方が食後に服薬を忘れ発作が起きた。

看護師と確認し、夜の薬と飲み合わせを確認し気が付いた時点で服薬してもらいました。ご自宅にも連絡し謝罪しました。その後飲み忘れ防止のために、職員2人で食事が終わった時点で薬が残っていないか確認をすることになりました。今回のようにイレギュラーな時は食事介助の職員が看護師にその旨伝え、最終的に飲めたかどうかをお互いに確認するということに決まりました。
(良かった点)飲み忘れに気が付いてすぐに看護師に相談したこと。
(悪かった点)発作に気が取られていて、本人の様子を観察することだけに注力していたこと。

今回は最終的に飲めたかどうか職員同士で確認することが決まりましたが、それと合わせてあらかじめ食事と一緒に薬をテーブルに出しておくようにすれば、忘れにくいのではないかと思いました。職員が席を離れる時は誤飲や紛失を防ぐために近くの職員にその旨伝えたり、薬を預けるようにすると良いかと感じました。

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トラブルが起きた背景

利用者のSさんは食事はスプーンを握って口に運んで食べること以外は介助が必要な方です。てんかん発作を持っていて、1日に数回は小さいものも含めて起こる方だったので食後の薬が処方されていました。この日は食事中に大きめの発作があり、食事を中断していました。意識が戻ったところで看護師と確認し医務室で静養することになりました。その後は時間もかなり過ぎてしまったこともあり、食事は再開しないことになったのでそのまま午後の活動に入りました。そして帰りの荷物チェックの際にお昼の薬が見つかり、飲み忘れに気が付きました。

対応者の中での対応

看護師と確認し、夜の薬と飲み合わせを確認し気が付いた時点で服薬してもらいました。ご自宅にも連絡し謝罪しました。その後飲み忘れ防止のために、職員2人で食事が終わった時点で薬が残っていないか確認をすることになりました。今回のようにイレギュラーな時は食事介助の職員が看護師にその旨伝え、最終的に飲めたかどうかをお互いに確認するということに決まりました。
(良かった点)飲み忘れに気が付いてすぐに看護師に相談したこと。
(悪かった点)発作に気が取られていて、本人の様子を観察することだけに注力していたこと。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今回は最終的に飲めたかどうか職員同士で確認することが決まりましたが、それと合わせてあらかじめ食事と一緒に薬をテーブルに出しておくようにすれば、忘れにくいのではないかと思いました。職員が席を離れる時は誤飲や紛失を防ぐために、近くの職員にその旨伝えたり薬を預けるようにすると良いかと感じました。

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