障害者施設の事例

施設名: 共同生活援助(グループホーム)

強度行動障害の方が急な予定変更で不安定になる事例

対応者

対応者

対応者 世話人

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

強度行動障害の方が急な予定変更で不安定になり物を投げた。

その後、紙に書いて変更の内容を伝えたところ少しずつ落ち着かれ納得されました。自閉症は視覚優位の利用者が多い為、先に視覚で訴える支援を大切にしたいと思いました。

言語でのやりとりができると、ついこちらの思いが伝わったように思いますが、自閉症の方の中には話していることと気持ちが全く別のことが多かったりします。一番に本人にわかりやすく伝える為には、絵カードがついた説明文を渡してあげると納得されるケースが多いです。また利用者の能力に応じて絵カードも、時間の時計表を一緒につけるなどしてあげると、自分が今何をすれば良いのかわかりやすくなります。特に急な変更は、本人の大きな負担になるのでチームで連携して取り組まれると良いと思います。

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トラブルが起きた背景

私は、自閉症の方が多く入所する施設で支援員として勤務しています。Iさんは強度行動障害を持つ利用者さんで、先の見通しが立たないと不安定になることが多く、職員に対する他害も散見されています。Iさんには前日の夜のうちに次の日のスケジュールの紙を渡して、見通しを立ててもらうことで穏やかに過ごしてもらう支援を行っています。
トラブルが起きた日は、急遽他の利用者さんの受診が入ったことによりIさんの午後活動(散歩)が中止になりました。そこで対応した私は、Iさんが言語のやりとりができることから口頭で中止の旨を本人に伝えたところ、Iさんは先の見通しが立たなくなったことで不安定になり、物を投げる壁を叩く等の行動に走ってしまいました。

対応者の中での対応

その後、紙に書いて変更の内容を伝えたところ少しずつ落ち着かれ納得されました。自閉症は視覚優位の利用者が多い為、先に視覚で訴える支援を大切にしたいと思いました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

言語でのやりとりができるとついこちらの思いが伝わったように思いますが、自閉症の方の中には話していることと気持ちが全く別のことが多かったりします。一番に本人にわかりやすく伝える為には、絵カードがついた説明文を渡してあげると納得されるケースが多いです。また利用者の能力に応じて絵カードも、時間の時計表を一緒につけるなどしてあげると、自分が今何をすれば良いのかわかりやすくなります。特に急な変更は、本人の大きな負担になるのでチームで連携して取り組まれると良いと思います。

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