障害者施設の事例
施設名: 通所介護(デイサービス)
統合失調症の方の言動を信じ作業を任せた事例
対応者
対応者 ボランティアその他
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
統合失調症の方の言動を信じて作業を任せたところ、聞いていないと怒ってしまった。
第三者に間に入ってもらい、謝罪をして場を収めた。
大事なことを伝える場合は、第三者を交えて伝えることが重要。
トラブルが起きた背景
私がアルバイトしている介護施設で夏祭りを行うことになりました。
その準備のためPLさんに簡単な事務作業をお願いしました。当日の参加者の名札をA3で印刷したので、それを切る作業です。
PLさんは自宅でもその作業をやってくれるというのでその紙を渡したのですが、当日になって「そんな紙は貰っていない、私を貶めるための陰謀だ」と騒ぎ立てました。
私だけでは対処できるレベルではなかったので、スタッフさんに間に入ってもらい、こちらが謝る形で場を収めました。
対応者の中での対応
私の目が届かない自宅での作業を任せてしまった点は悪かったと思います。
こちらの非ではないと思いましたが、謝罪をして場を収めたのは良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
まずは、作業を一人で任せること、特に自宅でやらせることはさせず、一緒に作業することが原則だと思います。
少しオーバーな言い方かもしれませんが、相手が何歳であろうと小さい子を扱うように、しっかり監視して少しでも間違ったことをしていたら早めに軌道修正する心遣いが必要です。
後は、基本的に精神疾患の方の言動は信じない方が良いです。
厳しい言い方ですが、彼らの言動を信じても後でひっくり返されることが多いので基本的に信じない、どうしても大事なことを伝える場合は自分と第三者と患者さんのように複数体制で臨むことが必要だと思います。