障害者施設の事例
施設名: その他
統合失調症患者がお金に困り賽銭泥棒をしてしまった事例
対応者
対応者 生活支援員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
統合失調症患者がお金に困り賽銭泥棒をしてしまった
金銭管理をスタッフが行い、トラブルは無くなった
窃盗は犯罪であることをきちんと伝える。金銭管理をスタッフが行う。
トラブルが起きた背景
Mさんは統合失調症を患っており、悪賢い部分を持っていましたが、素直な一面もあり、愛されるキャラクターでもありました。
そんなMさんが賽銭泥棒をしてしまったのです。
サービス管理責任者が理由を聞くと、出来心で泥棒をしたとのことでした。
また、Mさんはお金を使いすぎてしまい、ジュースを購入するお金すら持っていなかったことも賽銭泥棒をした理由だと話しました。
対応者の中での対応
私はMさんと面接を行い、賽銭泥棒は窃盗に当たることをきちんと伝えました。また、お金の使い方が問題であると考えたため、お金をスタッフに管理してもらうことを提案しました。
Mさんは素直に応じてくれ、このようなトラブルは無くなりました。
賽銭泥棒が犯罪であることをきちんと伝えた点と、金銭管理をスタッフに依頼できた点が良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
お金をスタッフに管理してもらい、安定してお金を持てるようになってからは、安心して過ごせるようになったそうです。ストレスもかなり軽減されたようです。
また、窃盗は犯罪であることをMさんに分かるようにきちんと伝えたことも良かったと思います。