障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援B型

自閉症の方が実習生に声をかけられ暴れた事例

対応者

対応者

対応者 ボランティアその他

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

自閉症の方が実習生に声をかけられ暴れた。

その後、スタッフさんや所長さんがMさんを抑え「大丈夫ですよ」と声を掛ける事で一旦は落ち着きました。その時私は言われたことを思い出してなるべくMさんの視界に映らないように、他の利用者さんの対応に向かいました。 特別な配慮という言葉は、様々な特性を持つ利用者さんを対応する前では多くの意味を持ちます。そのようなざっくりとした言葉にもう少し具体的になるような質問をしていれば、今回の様にはならずに済んだかもしれません。今回のケースでは人見知りのMさんに対して話しかけたことは良かれと思ってした事ではありますが、結果的にMさんを怖がらせてしまいました。コミュニケーションを取ることだけが配慮ではなく、ただ遠くから見守るということも配慮なのだという点には気付きませんでした。実習前のミーティングや、Mさんのことをよく知る人に相談するなどしてもう少しMさんについて質問しなかった点も反省点です。相手のことをよく知らない配慮はしてはいけない。

配慮と聞くと、手取り足取り何かをすることと勘違いしてしまうことがありますが、そっとしておくことが必要な方もいます。その人にとって何が配慮になりうるのかという点を事前に質問していて、知っていると良かったかもしれません。Mさんのことをよく知るスタッフの方もいたので、そういう方にも質問してみても良かったかもしれません。

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トラブルが起きた背景

利用者Mさんですが、自閉症をお持ちということで、作業所の所長さんから特別に配慮して頂くようにと実習前に知らされていました。実際にMさんに会ってみるとよく挨拶し、作業中も特に目立った行動を取る事も無く黙々と作業をされていました。この様子を見て安心していたのですが、実習1日目の終業時広場に集合した時、私がMさんに「お疲れ様です。」と声を掛けたところ、それまでおとなしかったMさんが突然暴れはじめました。

対応者の中での対応

その後、スタッフさんや所長さんがMさんを抑え「大丈夫ですよ」と声を掛ける事で一旦は落ち着きました。その時私は言われたことを思い出してなるべくMさんの視界に映らないように、他の利用者さんの対応に向かいました。
特別な配慮という言葉は、様々な特性を持つ利用者さんを対応する前では多くの意味を持ちます。そのようなざっくりとした言葉にもう少し具体的になるような質問をしていれば、今回の様にはならずに済んだかもしれません。今回のケースでは人見知りのMさんに対して話しかけたことは良かれと思ってした事ではありますが、結果的にMさんを怖がらせてしまいました。コミュニケーションを取ることだけが配慮ではなく、ただ遠くから見守るということも配慮なのだという点には気付きませんでした。実習前のミーティングや、Mさんのことを良く知る人に相談するなどしてもう少しMさんについて質問しなかった点も反省点です。相手のことをよく知らない配慮はしてはいけない。

今後同じ事例が起きた時の対処法

配慮と聞くと、手取り足取り何かをすることと勘違いしてしまうことがありますが、そっとしておくことが必要な方もいます。その人にとって何が配慮になりうるのかという点を事前に質問していて知っていると良かったかもしれません。Mさんのことをよく知るスタッフの方もいたので、そういう方にも質問してみても良かったかもしれません。

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