障害者施設の事例
施設名: 居宅介護
軽度知的障害の方が職員が直したスリッパの位置に対し激怒した事例
対応者
対応者 事務職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
軽度知的障害の方が職員が直したスリッパの位置に対し激怒した。
良かった点は、相手の心情を理解し相手の言い分をとにかく最後まで聞いて落ち着いてもらったことです。知的障害の方が落ち着けるよう、とにかくこちらが冷静になることに努められたことが良かったと思います。悪かった点は、ご家族の方からのヒアリングが足らなかったと反省しております。利用者様の性格、癖、喜ぶこと、怒ること、絶対にタブーなことなど詳細に聞き取り社内で共有すべきだったと考えています。
利用者様の性格などについて、ご家族から詳細に聞き取りを行いそれを施設内で共有し、共通認識を持って一体感を持って業務を遂行することが大事だと思いました。知的障がい者という我々とは違う考えを持った方々のお相手をするので、それ相応の準備や心構えが必要となります。また、今回のようなトラブルになった場合のマニュアルも必要だと思います。たまたま今回は冷静に対応することができましたが、私以外の職員が同じようにスムーズに対応できるとは限りません、ですのでマニュアルを作成し、誰でも同じ対応ができる体制を整備すること、また対応が難しい場合は上司が速やかに対応できるシステム作りが重要になってくると考えます。
トラブルが起きた背景
利用者Oさんは、トイレのスリッパの置き方に非常に強いこだわりがある方です。Oさんは、トイレのスリッパを必ずトイレの部屋の外に並べます。ある時、私が何気なくそのように置かれたスリッパを元に戻したところをたまたまOさんが見ていて、Oさんが烈火の如く怒り出し大変な事になりました。まるで自分のテリトリーを侵されたような物言いで半狂乱で怒っておりました。その場ではとにかく相手のOさんの言い分を聞き、Oさんを理解し怒りを鎮めてもらいました。
対応者の中での対応
良かった点は、相手の心情を理解し相手の言い分をとにかく最後まで聞いて落ち着いてもらったことです。知的障害の方が落ち着けるよう、とにかくこちらが冷静になることに努められたことが良かったと思います。悪かった点は、ご家族の方からのヒアリングが足らなかったと反省しております。利用者様の性格、癖、喜ぶこと、怒ること、絶対にタブーなことなど詳細に聞き取り社内で共有すべきだったと考えています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
利用者様の性格などについて、ご家族から詳細に聞き取りを行いそれを施設内で共有し、共通認識を持って一体感を持って業務を遂行することが大事だと思いました。知的障がい者という我々とは違う考えをもった方々のお相手をするので、それ相応の準備や心構えが必要となります。また、今回のようなトラブルになった場合のマニュアルも必要だと思います。たまたま今回は冷静に対応することができましたが、私以外の職員が同じようにスムーズに対応できるとは限りません、ですのでマニュアルを作成し、誰でも同じ対応ができる体制を整備すること、また対応が難しい場合は上司が速やかに対応できるシステム作りが重要になってくると考えます。