障害者施設の事例
施設名: 就労移行支援
軽度知的障害の方が集中力がなく切れやすい事例
対応者
対応者 ボランティアその他
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
軽度知的障害の方が集中力がなく物事を投げ出す
根気を会得してもらうため声掛けなどフォローを行なった
こちらが根気強く対応していく
トラブルが起きた背景
Yさんは手先がとても器用な人です。
実際に私以上の器用さを持ち、細かい作業もそつなくこなすことができます。
ですが集中力に欠けるという弱みがあります。
集中力がない分に切れやすくなって急に物事を投げ出してしまうことが多いです。
その様子を付き添って見ていると、人が見るともう少しで達成できたのにというところで投げ出してしまうのです。
それは大変もったいないことになるので、根気を会得してもらいたいということでフォローしていました。
対応者の中での対応
良い点は、相手の長所と短所の両方とも見極めることができたという点にあると思います。
手先の器用さは特技になり仕事へも繋ぐことができます。
こうした長所を見極められる人が他にもいたらもっと良いのですが、一人に対してどこまでよく見ているかは私以外の人では分かりません。
今後同じ事例が起きた時の対処法
私が経験したように偶然にでも途中で物事を投げ出してしまうことを見て、止めてあげたり励ましてあげるということをすると良いと思います。
当人はそれでも変わらないということはあります。
それでも、いつか気がついたり、集中力がないことが欠点だと認識できるときがやってくることを想像すると、言っておく方が相手のためになると思います。
後から反省してこうするべきと答えを出すことはできても、一度体験してみないことにはなかなか難しいものです。
自分に言い聞かせていることですが、最初から対応出来ると思わずに根気よくすれば良いと思います。