障害者施設の事例
施設名: 障害者職業能力開発校
利用者がスタッフが鍵を閉め忘れた寮に侵入した事例
対応者
対応者 ボランティアその他
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
利用者がスタッフが鍵を閉め忘れた寮に侵入した
他の職員の方が気が付いてすぐ対処し、大事に至らなかった
利用者を理解するには時間が必要。上司の指示の理由を理解することがミス防止につながる
トラブルが起きた背景
私が学生の頃、就職前の経験を重ねたいと思い障害者施設で1週間程度ボランティアをさせてもらった時の経験です。
施設の近くの寮に住み込みでボランティアをさせてもらっていたのですが、職員の方にどんな時も必ず鍵は閉めるようにと言われていました。
数日経った時にうっかり鍵を閉めることを忘れてしまい、その後職員の方々がざわざわしていることに気が付きました。
原因は鍵を閉め忘れたために利用者さんが寮に侵入したからでした。
幸い大したものは無くなっていなかったですが、以前はお金が盗まれたり所持品が盗まれることがあったそうなので小さなうっかりが大きなことに繋がるのだと実感しました。
対応者の中での対応
今回は職員の方が気が付いて早めに対処してくださったので良かったです。
そもそも鍵の閉め忘れがなければこのようなことも起こらなかったので、こういった施設では特に言われたことはきちんと守るようにしたいと思う。
今後同じ事例が起きた時の対処法
知的障害者施設には様々な障害のある方がいます。
全員違った障害があり、全員の障害を把握できるまでにはかなり時間がかかると思います。
私の場合、鍵の閉め忘れで寮に侵入した利用者さんはまさかこの人が?という方で驚きました。
一人一人の利用者さんを理解できるまでにはかなりの時間が必要なのだと感じました。
また職員の方に鍵を閉めるようにと言われた時、なぜ鍵を閉めないといけないのか聞いていればきっと閉め忘れることはなかったと思います。
一つ一つ指示されたことに対して言われた通りに行うだけでなく、なぜそうする必要があるのか考え、考えてもわからない場合は聞くことを大切にしたいと学びました。