障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援B型

聴覚過敏の方が音に鈍感な方に対し苛立った事例

対応者

対応者

対応者 作業(職業)指導員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

聴覚過敏の方が音に鈍感な方に対し苛立った。

今回のケースは自己の対応においては悪かった点が目立ち、Aさんが音を感じる能力が乏しく作業において大きな音を出し得る可能性について考えてなかった点です。そしてAさんが音に対して鈍感である点について考慮しておらず、作業者内の相性について考えていませんでした。

作業者同士でトラブルになるというのはよくあることですが、問題は利用者同士のズレが大きく利用者の片方、もしくは両方に大きなストレスになることがあるという点です。この場合、どちらかに対処すればもう一人に対して対処しなくともよいのかという問題が生まれますが、必ずしも片方だけに対応すれば安全と言えず両者が引き金でトラブルになることも多いため、利用者同士の相性について考えるのはかなり難しくやってみてどうなるかを様子見をして問題に対処していくしかないと思えます。

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トラブルが起きた背景

Uさんは音に敏感で作業所内での作業音に非常に驚いてしまうという問題を抱えている人物で、作業所内でUさんが作業をしていたところ、誤って作業用のドライバーを落としてしまった別の作業者の方と音によるトラブルになります。別の作業者AさんはUさんが音に対して非常に敏感であることが理解できず、Aさんもまた障害をお持ちで音が聞こえにくいことにより作業用ドライバーを落としたことが分からなかったなど、周りから指摘を受けてわかるという感じでした。その上で、Uさんには残念ながら当作業所ではUさんの要望に応えることができないことを告げ、別の作業所を紹介させていただきました。Uさんは、Aさんが声が大きい点などのほか作業時において大きな音を出していることについて不満を持っていたようで、今回はそれが爆発しこのような結果になりました。

対応者の中での対応

今回のケースは自己の対応においては悪かった点が目立ち、Aさんが音を感じる能力が乏しく作業において大きな音を出し得る可能性について考えてなかった点です。そしてAさんが音に対して鈍感である点について考慮しておらず、作業者内の相性について考えていませんでした。

今後同じ事例が起きた時の対処法

作業者同士でトラブルになるというのはよくあることですが、問題は利用者同士のズレが大きく利用者の片方、もしくは両方に大きなストレスになることがあるという点です。この場合、どちらかに対処すればもう一人に対して対処しなくともよいのかという問題が生まれますが、必ずしも片方だけに対応すれば安全と言えず両者が引き金でトラブルになることも多いため、利用者同士の相性について考えるのはかなり難しくやってみてどうなるかを様子見をして問題に対処していくしかないと思えます。

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