障害者施設の事例

施設名: 訪問介護事業所

自閉症の方がスタッフと母親のやり取りを誤解し激高した事例

対応者

対応者

対応者 ボランティアその他

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

自閉症の方がスタッフと母親のやり取りを誤解し激高した。

「俺のオカンを悪く言うなや!」と私に襲い掛かってきて、気が動転しました。 「本当に思ったから言ったのではないんです、勘違いです、不快な思いをさせて本当に申し訳ございません。」と言いました。Tさんのお母さんも「Uちゃんも冗談で言うてるだけで本心やないんやから大丈夫やて。」と言ってくれました。 私はその後管理者に連絡して、後日Tさんも落ち着いた時に双方全員で話を整理すると、Tさんも納得してくれたようです。 良かった点は、お相手が男性だったのもあり、自分で事態を収拾するのが不可能だと思い、一旦謝った後に管理者にすぐに連絡した事が良かった事だと思います。

今回のことはTさんの長年にわたるうつ病から引きこもりになっている分、外との関わりが極度に少ないことによって視野が極端に狭くなっている事、その上、唯一心を許し開いているお母さんに対して人一倍愛して大事に思っている気持ちに寄り添えずに、冗談を言ってしまった私の失言が原因です。 利用者さんのタイプ、今まで生きてきた過去、環境、性格などを配慮したサービスを徹底できるようにしたいです。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

利用者Tさんはうつ病からくる引きこもりの状態が長年続いており、心を開いているのはお母さんのみでした。
私は利用者Tさん宅の家事援助(主に料理)をやらさせてもらってました。
Tさんのお母さんも料理が好きだったのもあり、二人で料理する機会がとても多かったです。
その間Tさんは居間でテレビを見ている事がほとんどでした。
そして、2年前の6月頃にTさんのお母さんと一緒にカレーライスを作っている時に、Tさんのお母さんがおふざけで頬っぺたを膨らませて私に「見て私の顔、このじゃがいもみたいでしょ」と言ってきたので冗談にのるつもりで「ほんとですねぇ〜ちがうか」と笑ってもらうのりでお話ししたところ、Tさんのお母さんは「さすがUちゃん、おもしろいー!」と楽しそうにしてくれたのですが、居間でその話を聞いていたTさんが激高してこちらに襲い掛かってきました。

対応者の中での対応

「俺のオカンを悪く言うなや!」と私に襲い掛かってきて気が動転しました。
「本当に思ったから言ったのではないんです、勘違いです、不快な思いをさせて本当に申し訳ございません。」と言いました。Tさんのお母さんも「Uちゃんも冗談で言うてるだけで本心やないんやから大丈夫やて。」と言ってくれました。
私はその後管理者に連絡して、後日Tさんも落ち着いた時に双方全員で話を整理すると、Tさんも納得してくれたようです。
良かった点は、お相手が男性だったのもあり、自分で事態を収拾するのが不可能だと思い、一旦謝った後に管理者にすぐに連絡した事が良かった事だと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今回のことはTさんの長年にわたるうつ病からひきこもりになっている分、外との関わりが極度に少ないことによって視野が極端に狭くなっている事、その上、唯一心を許し開いているお母さんに対して人一倍愛して大事に思っている気持ちに寄り添えずに、冗談を言ってしまった私の失言が原因です。
利用者さんのタイプ、今まで生きてきた過去、環境、性格などを配慮したサービスを徹底できるようにしたいです。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ