障害者施設の事例

施設名: 放課後等デイサービス

放課後等デイサービス相談支援専門員自閉スペクトラム症(ASD)

対応者

対応者

対応者 相談支援専門員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

小学三年生の自閉症の男児が、六年生のADHDの男児にからかわれて泣きながら発狂してしまった。

小三に対しては、場所を他の児童の視線を避けるため静かな部屋に移動させて安心させた。
小六に対しては、部屋のすみで話をし、刺激しないで、簡潔に話をまとめた。安心したところで相手の状況について考えさせた。
その後、夕方にどちらの保護者にも詳細を報告。双方の保護者は納得した。

対象の児童はどちらも障害を持っていたため、対応が得意な職員がそれぞれの児童についた。
お互い気持ちがうまく伝えられなかったんだよと誤解を与えないように解説をした。

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トラブルが起きた背景

◇対象者1(Tくん)
小学三年生 男児
◇動機
対象者2(小六)によるからかい
◇詳細
小学三年生の自閉症の男児は、言葉の使い方がうまくできない・学年に見合った言葉の意味を理解できない・幼稚でかわいい話し方をする。
六年生のADHDの男児はガキ大将で話しもうまく、リーダー的な一面もあるが衝動的に行動したり、たまに心ない発言をする。
ある日、三年生男児の発言がかわいくて職員も微笑ましい場面があったが、それを面白く盛り上げようとした六年生男児が繰り返しからかい続けた結果、三年生男児は「バカにされている」ことに気づき発狂する。
発狂中は泣きながら色々な言葉を使って叫んでいたが、職員も聞き取れない。動作は座って首を振りながら暴れている様子ではない。
六年生はそれをみて更に笑いからかい続けたので、三年生はなおさら発狂した。

対応者の中での対応

◇職員の対応
小三に対して:場所を静かな部屋に移動させる
・他の児童の視線をさける
・安心させる
小六に対して:部屋のすみで話をする
・落ち着かせる
・刺激しない
・相手の状況について考えさせる
・ADHDなので長く話さない
◇児童の行動
小三:30分くらい泣き叫んだ後、安心して落ち着く事が出来た。
小六:ふざけながら職員の話を聞いていたが、しばらくすると言い訳し怒りながら職員に反抗する。その後落ち着き自分が悪かったことを認める事が出来た。
どちらも落ち着いた段階で小六から小三に「ごめんね」を伝える。小三も「いいよ」と答えた。
その後、夕方にどちらの保護者にも詳細を報告。双方の保護者は納得した。
◇自身の行動
対象の児童はどちらも障害を持っていたため、対応が得意な職員がそれぞれの児童についた。
その代わり二名職員がとられてしまったため、全体を指揮する必要がありタイムスケジュールに沿った運営と「何が起きたのか?」気になる児童に対して、お互い気持ちがうまく伝えられなかったんだよと誤解を与えないように解説をした。

今後同じ事例が起きた時の対処法

対象の児童はどちらも障害を持っていたため、対応が得意な職員がそれぞれの児童についた。
その代わり二名職員がとられてしまったため、全体を指揮する必要がありタイムスケジュールに沿った運営と「何が起きたのか?」気になる児童に対して、お互い気持ちがうまく伝えられなかったんだよと誤解を与えないように解説をした。

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