障害者施設の事例

施設名: 共同生活援助(グループホーム)

共同生活援助(グループホーム)サービス管理責任者精神障害2級脳性麻痺

対応者

対応者

対応者 サービス管理責任者

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

半年ほど前から体の左側への傾き、左足背痛、左腰痛と脱力感の訴えが強く、休まず週3回通所していたB型へも全く行けない状態になった。神経筋外来へ紹介受け受診。筋電図の左側の反応は鈍いが結局診断は付かなかった。

疼痛や整形的な既往のある場合、安易な運動はリスクがありますが、その反面安易な安静指示も別な意味でリスクが伴います。 体重の増加はここ最近著明で、飲食は行えていることから整形の指示に基づいて運動を提供できたことでしょうか。

そもそもデイサービスや通所リハビリテーションでは必ず集団体操を行っており、80を超えた高齢の方でも気軽に実施できています。その反面、障害の分野においては生活指導は多いですが、具体的に何を...というサービスは少ない印象です。要するに体に関する専門職が少ないからなのでしょう。 精神においては歴史が浅いせいか、無駄に『無理はさせられない』という認識も全般的に多いようにも思いますが、精神面を気にするあまり機能維持をおろそかにして良いわけでは決してありません、 その点においては介護保険サービスをもう少し参考にしても良いのではないかと思っておます。 同じ福祉業なわけですから。

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トラブルが起きた背景

半年ほど前からこちらの方、体の左側への傾き、左足背痛、左腰痛の訴えと脱力感の訴えが強く、それまでは休まず週3回必ず通所していたB型へも全くいけない状態になりました。
近所の整形でレントゲンをとり、脊柱管狭窄症の診断は元々ありましたが直接的な関連性はないとのことで、メンタル面疑い精神科へ相談。オランザピン減量の結果、身体面の経過を見る間もなく幻聴が表出し処方内容は元に戻りました。
やはり整形の領域かと再度相談し、神経筋外来を紹介受け受診。筋電図の左側の反応は鈍いのですが結局診断は付かず現在もそのままなのですが、先生からその他の部位の筋力低下を懸念され痛がっても介助してでも歩かせろとの指示。動作に禁忌はないとのことでダメ元でそれ以後、日中支援内で散策、全身ストレッチを同院から指導を受けその内容を週3回実施。
体の傾きは軽快しないものの歩行状態は幾分改善傾向です。

対応者の中での対応

疼痛や整形的な既往のある場合、安易な運動はリスクがありますが、その反面安易な安静指示も別な意味でリスクが伴います。
体重の増加はここ最近著明で、飲食は行えていることから整形の指示に基づいて運動を提供できたことでしょうか。

今後同じ事例が起きた時の対処法

そもそも、デイサービスや通所リハビリテーションでは必ず集団体操を行っており、80を超えた高齢の方でも気軽に実施できています。その反面、障害の分野においては生活指導は多いですが、具体的に何をというサービスは少ない印象です。要するに体に関する専門職が少ないからなのでしょう。
精神においては歴史が浅いせいか無駄に『無理はさせられない』という認識も全般的に多いようにも思いますが、精神面を気にするあまり機能維持をおろそかにして良いわけでは決してありません、
その点においては介護保険サービスをもう少し参考にしても良いのではないかと思っておます。
同じ福祉業なわけですから。

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