障害者施設の事例
施設名: 共同生活援助(グループホーム)
共同生活援助(グループホーム)社会福祉士軽度知的障害統合失調症
対応者
対応者 社会福祉士
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
6人の利用者がいるグループホームでいじめが発生。
いじめた方には怒り、いじめられた方にはしっかりしなさいと諭した。
その後いじめは無くなったが利用者との間に距離ができ、気まずくなってしまった。
もう少し時間をかけてゆっくり解決していけば良かった。
トラブルが起きた背景
私の勤務しているグル-プハウスでは、6人の利用者さんが助け合って暮らしています。
介護が必要な人もいることがあり、福祉事務所から二人通っていました。
そのグル-プハウスに私が勤務するようになって2年になります。
利用者のメンバ-はあまり変わらないので、私が配属になったときにはおのずとメンバ-間には位置づけのようなものが出来ていました。
最初に入ったときは各利用者さんに「私は皆さんの味方です。敵ではありません」ということから始めました。
そのかいあってか、1週間で利用者さんたちとは仲良くなり、それなりにうまく回るようになっていました。
それからしばらくして軽度の知的障害のあるTさんが一時預かりということで来所されました。
少し言葉もどもることもあり、気にはなっていました。そうすると、前からいたメンバ-からのいじめが始まりました。
最初は放置してなすがままにしていたのですが、少しひどくなってきたので間に入るようにしました。
以前からのメンバ-には「だめだ、自分がそんな風にされたらいやだろう」と怒りましたしTさんには「きちんとしないとだめです」と諭すように言いました。
それ以降いじめのようなものはなくなりましたが、どちらの方からも距離ができたようになりました。本音で話してくれなくなりました。
対応者の中での対応
最初は放置してなすがままにしていたのですが、少しひどくなってきたので間に入るようにしました。
以前からのメンバ-には「だめだ、自分がそんな風にされたらいやだろう」と怒りましたしTさんには「きちんとしないとだめです」と諭すように言いました。
それ以降いじめのようなものはなくなりましたが、どちらの方からも距離ができたようになりました。本音で話してくれなくなりました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
もめている時に止めに入るのは良かったが、その後それぞれに距離が出来てしまった。
元々のメンバ-からも「いい人と思っていたのに・・・」と思われたみたいだし、田中さんから「信用していいのかな・・?」と思われてしまいました。
少し時間をかけてゆっくりと解決すれば良かったように思っています。