障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援A型

就労継続支援A型作業(職業)指導員軽度知的障害自閉スペクトラム症(ASD)

対応者

対応者

対応者 作業(職業)指導員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Kさんは高校卒業から本事業所を利用するまで、4年間ひきこもり状態にあった22歳。家ではゲームやアニメを見るのが好きで友達といえる人がいなかった。親のすすめで週3日の利用ということで本事業所を利用し始める。しかし本人はそこではなかなか馴染めずに途中から来なくなってしまった。そんなKさんに来て欲しい、そう思ったYさんは積極的にKさんにアプローチしていった。まずはKさんの関心があるゲームやアニメを勉強しその話を振ったり、line交換をしてプライベートで一緒に遊びに行くことをしたりした。結果Kさんとの関係性ができ事業所に来始めたが、Kさんは僕を友達と勘違いしプライベートでの遊びをどんどん求めるようになっていった。YさんはKさんを友達としてではなく利用者として見ていたのでそう言いたい。でもそれを言うとKさんがショックを受けてしまうのではないかと思い曖昧な態度で彼の誘いを断り続けた。

対応者の中での対応

悪かった点は、きちんと自分の立ち位置を最初に伝えることができなかったことだと思う。最初に支援者として接することを伝えながらも関係性をつくることは可能であるから。

今後同じ事例が起きた時の対処法

自分自身がバーンアウトしないためにも、自身の立場と自身が仕事として稼働する範囲を定めておくことが、相手に関係性を勘違いされずにすむ。支援者と利用者の関係性についてもっと考えていればこのような勘違いは起きなかったことだと思う。
私はこの問題を1人で抱えていて誰にも相談しなかった。長年その職場にいる先輩、上司と言われる人としっかりコミュニケーションをとり逐一相談をする。そして大前提として「来て欲しい」ということが誰の願いであるか。エゴではないか。ここを常に見つめ続ける必要があると思う。

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