障害者施設の事例

施設名: 共同生活援助(グループホーム)

共同生活援助(グループホーム)相談支援専門員精神障害2級うつ病

対応者

対応者

対応者 相談支援専門員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Aさんはうつ病がありなかなかやる気が起きませんでした。
そしてグループホームに入居していました。
そんなAさんですが、病気が改善され法人内にある就労継続支援B型を利用するようになりました。
しかし利用を開始して一週間程度経過した際に、引きこもりに逆戻りしてしまったのです
Aさんに事情を確認すると、B型のストレスを解消するために夜中動画を見ていたそうです。
私は夜中に動画を見ることは神経を刺激して寝つきが悪くなる事を説明しました。
そしてグループホームにしろB型にしろストレスを感じることがあれば、すぐにスタッフに相談するように伝えました。
それ以降何でもスタッフに相談するようになりB型を休むことはなくなりました。

対応者の中での対応

うつ病の人はスタッフが傾聴する事でよい方向になることが再確認できました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

福祉の基本は傾聴ですが、それはうつ病の人の場合も例外ではありません。
彼の場合にはストレスをかなりためやすい性格で、就労継続支援B型の内部の人間関係に関するストレスをもろに受けていました。
そのストレスをグループホームや就労継続支援B型のスタッフに人間関係に関するストレスを話すことで、かなり前向きになる事ができました。
精神科福祉の場合には主治医が大切なのには間違いないありません。
しかし主治医に相談する前に彼のパターンのようにまず傾聴する事で、主治医の力や薬の力を頼ることなく自力で復活できるパターンもたくさんあるんです。
まずは傾聴して自力で立ち直るきっかけを作るのも私達の大切なポイントだと思います。

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