障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援B型

就労継続支援B型世話人軽度知的障害注意欠如・多動症(ADHD)

対応者

対応者

対応者 世話人

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

多動症を持つKさんは、特別支援学校卒業後、就労支援継続B型に通所され8年になります。
日頃から落ち着きがなく常に体を動かされます。Kさんは移動する際に急に走ったりして、周囲の利用者や職員にぶつかりそうになることもあります。
そこで職員はKさんが移動する際にKさんの前方に立って「歩いて行きます」と事前に声掛けをして一緒に移動しています。
また朝の待機時間に、自分の席から急に立ちあがり走ってしまいます。
そのため本人が席に座る際、本人の好きなキャラクターのマスコットを机の上に置いておき、本人の興味をマスコットに集めます。
そして事前に「席は、立ちません」と本人と確認をします。その結果、周囲の利用者同様、朝の待機時間に離席せず待つことができるようになりました。

対応者の中での対応

対応者の良かった点は、Kさんが事前に移動される前に声掛けをすることで注意喚起をしている点です。
また仮に高揚して走ろうとされても、職員が前方にいることで他の利用者にぶつかることを阻止することができます。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今回Kさんは多動症を持っており常に動かれる利用者です。
事前に声掛けをして確認をすることで、本人に「走らない」点を意識してもらうことが大事だと考えます。
またその他の特徴として、集中力が続かず注意散漫になることが多いため、本人の興味関心をひくアイテムやツールを利用して支援を行わなければならないと思います。
本人の興味関心をひくためには利用者の好きなこと・興味関心を把握しておいたほうがよいでしょう。

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