障害者施設の事例

施設名: 就労継続支援B型

就労継続支援B型作業(職業)指導員精神障害2級統合失調症

対応者

対応者

対応者 作業(職業)指導員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Kさんは、男性に優しく声をかけられると自分に気があると思い好意をもってしまう方です。
新しく来た男性職員がKさんに「〇〇です。今日から宜しくお願いします。」と笑顔で自己紹介しそれがとても嬉しかった様子で「結婚は?」「私の容姿はキレイ?かわいい?」など色々と質問責めをおこなっており、男性職員が対応に困っていた為私が注意しました。するとふてくされてしまいました。
その後もKさんはその男性職員に「背中をかいて欲しい。」や「その飲み物味見させて。」「〇〇さん好き。」など異常なほど接近しようとしていた為Kさんを呼び出し注意しました。Kさんは「〇〇さんは私の事好きだから、私に話しかけられて嬉しいと思う。」など思い込みが強くきちんと話そうとしなかったので、次は相談員さんを間に入れる事を話しました。相談員に知られると旦那さんにも話が行ってしまうと思ったKさんは改善してくれました。
が、注意した私が悪者になってしまいKさんは私を避け「私はCさんに嫌われているので休みます。」とよく休むようになってしまいました。このままでは支援が出来ない為、上司に間に入ってもらい避けられたら悲しい事や私はKさんと以前みたいに笑って話したい。など、下目線で話しました。するとKさんは機嫌をなおしたようで「私もごめんね。」と話してくれました。男性職員にも「しつこくしてごめんない。」と謝っていました。その後きちんと事業所に来られていました。

対応者の中での対応

今回はすぐに注意できた事、上司を間に入れ話し合いができた事が良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

妄想や思い込みが強い利用者さんはたくさんいます。今回のように職員や利用者さんに対して好意を持ち、相手を困らせるようであればきちんと注意をしなぜ注意されたか理解させる必要があると思います。
私のように注意する事で嫌われてしまう場合があると思いますが、嫌われ役をする職員も作業所にはいるべきだと思います。
利用者さんとトラブルで話し合う場合は1対1で話をするのは避け、上司や他職員を間に入れ「言った。言ってない。」を避けるようにすると良いと思います。

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