障害者施設の事例
施設名: 自立訓練(機能訓練)
自立訓練(機能訓練)生活支援員精神障害2級うつ病
対応者
対応者 生活支援員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
トラブルが起きた背景
利用者Hさんは精神障がいです。
妄想などもあり、たまに妄想で「あっちへ行け」と言われたから他利用者さんを殴ったなどのトラブルがある方でした。
私が入社して間もない頃まだHさんとも会話が少ない時期でした。作業の休憩中に職員同士で談笑していたら後ろからHさんにグーで目元を殴られました。Hさんも興奮状態で「なに人の事を笑ってる。バカにするな新人が」と鋭い目でこっちを睨んでいました。私も左目の横を殴られたので一瞬ふらついて意識が飛びましたが無事でした。
近くにいた職員に制止されたHさんになぜ殴ったのかを聞くと「俺のことを笑っていた」と発言した。
職員は利用者さんの事で談笑していたわけではなく、プライベートな話で談笑していました。近くにHさんがいたこともあり、自分のことを笑っていると勘違いしたトラブルのケースでした。
対応者の中での対応
利用者さんがいる現場で、職員のプライベートな会話をしたことがキッカケになったトラブルなので、今後は休憩中でも利用者の前ではプライベートな会話を避けるように心がけた。
それでも職員同士でのプライベートな会話をしなきゃいけない状況では、周囲に利用者さんが居ないかを確認してから会話をおこなう様に気遣いをしていく。
精神障害の利用者さんとは、日頃からコミュニケーションをとってお互いの信頼度が強くなっていけば利用者さんも安心して会話してくれる。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今後も新人職員さん、異動職員さんが働いた際にも、精神障害をお持ちの利用者さんと一緒に仕事をするときは今回のようなケースを前もって伝えて対応して行きたい。
初出勤から精神障害の利用者さんとはコミュニケーションを取るようにアドバイスする。