障害者施設の事例
施設名: 共同生活援助(グループホーム)
利用者が被害妄想からくる癇癪を起こした事例
対応者
対応者 世話人
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
利用者が被害妄想からくる癇癪を起こした。
親身になって話を聞いたが、自分の話を受け入れてもらえず、ストレスが増大した。
利用者と適切な距離感を保つことが重要。
トラブルが起きた背景
2020年1月、勤務していたグループホーム内で入居者のWさんが被害妄想からくる癇癪を起こしました。
親身になって話を聞きましたが、自分の話を受け入れてもらえることはなく、心的ストレスが増える結果となりました。
私は未経験・無資格で介護施設職員として働き始めましたので、そういったトラブルの対処方法を知りませんでした。
後に上司に相談したところ、そういった話をまじめに受け止めるとストレスが溜まるから聞かなくていいんだよというアドバイスを受けました。
対応者の中での対応
Wさんにしっかり向き合った点は、他の職員がやっていなかったことでしたので、その点は誇れる部分だと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今回のケースに正解はないかと思います。
しかし、私は真正面からぶつかってその仕事を辞めてしまったので、長く続けるためには施設利用者と適切な距離をとることが必要だと思います。
私の職場で長く働き続けている人は、人に対して無関心なのではないかと疑うくらいの態度を取っている人でした。
また、私の場合は宿直もやっていたのですが、コールで呼ばれることも多々あり、あまり寝られなかったことで精神的にきつくなりました。
当たり前ですが、きちんと他の日に睡眠をとった方がよいか思います。