障害者施設の事例
施設名: 共同生活援助(グループホーム)
重度知的障害の方が施設から抜け出した事例
対応者
対応者 社会福祉士
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
重度知的障害の方が施設から抜け出した。
悪かった点:トイレから帰ってこない、姿が見えないことに気が付くのに約20分を要した。外に通じているドアが開いていた。良かった点なし。
まずリハビリ終了後、トイレへ行くことに自身のみならず他職員へも情報を伝え多くの職員で現在の居場所を把握する必要があった。多くの職員で情報共有することで姿が見えなくなって20分も経過することはなかったと思われる。また入口(職員や利用者が出入りする、いわゆる表門)は開いているため、トイレ横出入口(裏口)は鍵をかけておくべきであった。エスケープ事故が起きることも予想し、他職種の職員へAさんの写真等を撮らせて頂き(本人家族の承諾は必須)より多くの職員でAさん写真をみて顔を確認し探すことができる。またそれでも見つからない場合は警察などへも写真をみせ情報提供できる。
トラブルが起きた背景
Aさんは重度知的障害の診断があり。その際は、グループホームにてリハビリを行っていた。移動は自立しており、リハビリ後トイレへ行った。トイレはリハビリ室→廊下→トイレとなっておりリハビリ室からトイレの様子は見えない。20分経っても戻ってこないことに他スタッフが気が付きトイレへ確認へ行ったが、本人の姿が見えなかった。屋外へと通じているトイレ横のドアが開いており、スタッフ総出で近隣を探し回った。すると事業所より約1キロ離れたベンチに座っているのを発見し無事に保護することができた。
対応者の中での対応
悪かった点:トイレから帰ってこない、姿が見えないことに気が付くのに約20分を要した。外に通じているドアが開いていた。良かった点なし。
今後同じ事例が起きた時の対処法
まずリハビリ終了後、トイレへ行くことに自身のみならず他職員へも情報を伝え多くの職員で現在の居場所を把握する必要があった。多くの職員で情報共有することで姿が見えなくなって20分も経過することはなかったと思われる。また入口(職員や利用者が出入りする、いわゆる表門)は開いているため、トイレ横出入口(裏口)は鍵をかけておくべきであった。エスケープ事故が起きることも予想し、他職種の職員へAさんの写真等を撮らせて頂き(本人家族の承諾は必須)より多くの職員でAさん写真を見て顔を確認し探すことができる。またそれでも見つからない場合は警察などへも写真を見せ情報提供できる。